
1999年,こうしろうが小学校5年生のときに「ボク,ゲームのプログラムを作ってみたい」と言ったことがきっかけで「こうしろうのMindStorms日記」は始まりました。
レゴ・ブロックでガチャガチャとロボットを組み立て,わかりにくいプログラムをロボットの動きとして表現できるレゴ社のマインドストームは,遊びながら自発的にプログラミングを学習できる優れたツールです。しかし,MindStorms日記はどんどん脱線します。こうしろうの3才違いの弟かずがゲーム・プログラミングに挑戦したり,全然コンピュータとは関係のない回さえあります。ときには10才下の妹ほのちゃんも日記の中を遊びまわります。
この日記にメッセージがあるとすれば,与えられたゲーム機や誰かの作ったプログラムで遊ぶより,自分で作ったほうが面白いぞということでしょう。2006年現在,こうしろうは高3,かずは中3。いわゆる受験生ですが,MindStorms日記はマイペースで続いていきます。今後もプログラミングの面白さをお伝えしていければと思っています。この日記が,皆さんのプログラミングやロボット・プログラミングを始めるきっかけになれば,うれしいです。
金宏 和實ソフトウエア開発者兼ライター。エンドユーザー・コンピューティングの一助になること,小中学生のコンピュータ教育をテーマとしている。日経ソフトウエアでは「よくわかるC言語」など多数の記事を執筆。
ところで、外部のブログになりますが、子供たちとレゴ・マインドストームに戯れる日々をつづった「LEGO DAYS」もおもろしいですよ。
※ご意見、ご感想をお寄せください。あて先はkane@exe.ne.jp
●第200話記念
「僕とMindstorms日記との距離」(2005/8/8)
●第100話記念
「3年間を振り返って」(2002/9/24)
●連載1周年記念
「ぼくとマインドストーム」(2000/10/2)
特別企画「中学生のためのNQC入門」(2001/6/4)
(1)はじめに
(2)インストール
(3)NQCの文法
(4)NQCでロボットを動かしてみよう
(5)制御文
(6)センサー
(7)プログラムの構造
(8)もっとNQC!
(付録A)RCXの仕様
(付録B)RISとの比較
おわりにかえて