5月5日(金) Rcx Command Center(第19話参照)のリモートコントール・ツール『Rcx Joystick』を使ってみんなで遊んでみた。まず、RCXを中心に二輪車を作成した。懐かしのロバート君である(第2話参照)。その上に、レゴのスターウォーズ・シリーズをのっける。



このロボットをパソコンからRcx Joystickというリモートコントロール・ツールで操作する。IRタワーのレンジをLongに設定しておくと、数メートルの範囲でRCXを直接コントロールできる。Rcx Joystickは2つのモーターがそれぞれ左右のタイヤを回すように作ってあるロボットを、コントロールするためのツールだ。



 Rcx Command CenterのツールメニューからRcx Joystickを選択すると、こんなボタンのある操作パネルが表示される。それぞれの矢印をマウスでクリックするとその方向にロボットが動く。「ゲームしようぜ」と、なんとなくテレビを見ていたこうしろうとかずに声をかけた。「なにすんが」というかずにゲームの内容を説明した。床に置いたビーチボールを、スターウォーズ・シリーズを載せたロボットで椅子を横倒しにしたゴールに押し込むゲームだ。「ちょっと練習してもいい?」とこうしろうとかずがRcx Joystickでロボットを試運転してからゲーム開始。



制限時間を5分間に定め、早くゴールに入れたほうが勝ちだ。こうしろうのタイム50秒、かずは5分でゴールできずタイムアウト、私44秒でからくも優勝。こうしろうは心底悔しそうな顔をした。私はこうしろうが小学校低学年の頃から、家族でボードゲームやカードゲームをする時でも、手加減をして負けてやるということをしたことがない。実力で6秒差。小学校6年生と39歳の父との機械を操作する能力の差はわずかなものである。

 このゲームに、はまってしまったかずは「つぎは、これでやろう」とピンポン球を持ってきた。RCXの先端にショベルを付けて操作してみたが、球が小さすぎて全員タイムアウト。「こんどはこれ」とゴム製のサッカーボールを持ってきた。重そうなのでRCXの上に載せるモデルを変えてトライした。



ボールの重さにロボットが負けコケテしまい、全員リタイヤを余儀なくされた。

 『Mindstormsでロボット・コンテストごっこ』は大いに盛り上がったが、あっという間に終わってしまった。(というわけで、第20話もあっという間に終わってしまう。)