以前、ソニー・エリクソン製のAndroid携帯「Xperia」を注文したことを書いた(「第319回 Xperiaまだなう」)。5月15日 Xperiaを入荷したという電話がドコモショップからあり,取りに行った。5月8日に氷見市のショップで注文した友人も前日に手に入れていたので,このころにドンと出荷されたようだ。いずれにしても,一カ月以上待ちこがれたXperiaが手に入ったのだ。

 まず,ショップで古いケータイから,電話帳の移行をしてもらう。ショップの店員さんも,Xperia STARTUP GUIDEという小冊子を読みながらの作業だ(店員さんは5月だからというわけではないが,姪なのだ)。

 三万円台後半の請求書をカードで決済し,新しいおもちゃを買ってもらった子どものような気分で持ち帰った。

 まずは付属品を点検する。パーツがどれも真っ黒なので,わかりにくい写真になってしまったが,左から充電器,そして充電器ともつなぐUSBケーブル,本体をはさんでマイク付ステレオイヤホンである。マイクとイヤホンは別々であり,マイクのジャックにイヤホンをつないで使うことができる。

 次に,Xperia STARTUP GUIDEにしたがい、Gmailの設定をする。以前から使っているGmailのアカウントでログインするだけだ。

 ショップで姪が「無線LANに接続すると,月額使用料が安くなる」と言ってくれたので,自宅と会社で無線LANを利用するようにWi-Fi設定をする。Wi-Fi設定の方法もXperia STARTUP GUIDEに書いてあるのだが,自宅はバッファローのAOSS(AirStation One-Touch Secure System)を使っているので,ルーターにアクセスして表示される暗号鍵があまり長く,これを入力しなくてはいけないのかと諦めるのに時間が掛かった。60桁を超えるキーを入力して,無事,無線LANに接続できた。

 ボタン一つで無線LANに接続できるAOSSは楽なのだが,楽なものには落とし穴があるというのが,この業界の掟であった。しばらく忘れていた。それから,Wi-Fiのスリープ設定を「スリープしない」に変更した。