阪神タイガースが優勝した。横浜が最下位のチームとは思えない攻撃力で,マジック対象チームのヤクルトを逆転した頃,赤星がヒットを打って広島戦を制した。なんか目の奥がジワジワとした。

 筆者,学生時代に甲子園のある西宮市に住んでいたため,20数年来の阪神ファンである。1985年の優勝の時は,ただうれしかったが今回は少し違う。18年前の優勝は,打線に比べると見劣りのする投手陣がたとえ大量リードを奪われても,真弓,バース,掛布,岡田をはじめとする強力打線がパカパカと長打をはなち,いつの間にか逆転していた。すごい打線であったが,強くてどうしようもないというチームではなかった。

 今年のチームは違う。投手力が充実し,打線も若手とベテランが噛み合い,もうダメ虎のイメージはどこにもない。関西系のお笑いネタもなければ,スポーツ紙をにぎわす内紛ゴタゴタも関係ない。阪神は生まれ変わった。優勝にはジーンとしたのだが,これまでとは違うチームとなったのだと思うと,新庄などがボケたおしていた頃が懐かしくもなった。ファン心理は複雑なのだ。いずれにしても,阪神が勝つと気分は良いので日本シリーズも来シーズン以降も,ぜひがんばって欲しい。

9月14日 かずはMindStorms で何を作ろうかとネットを探し回っていた。結局,レゴマインドストームの公式サイトのインターネットXTRA(http://mindstorms.lego.com/japan/bonus/default.asp)のテクニカル入門でJIN SATOさんが解説している6足歩行ロボットMM-7(MUSHI MUSHI 7)を作ることにした。



 Webページをみながら,かずが虫のようなロボットを作った。画面では分かりづらいところやページの抜けがあって結構苦労して作っていたのだが,RUNスイッチを押して走らせると3,4歩しか進まない。ギヤがずれて,すぐ空回りしてしまうのだ。



 「どうすれば,ずっと動くかな」,「どうすれば,いいけ。」とかずは今年のタイガースのように粘り強い。ブッシュとブロックの間に,輪ゴムをかませると歩き回るようになった。ちょっと無理の掛かる動きをさせる時は糸とか輪ゴムで補助してやるとうまくいく時がある。

 さて,こうしろうは何をしているかというと,こんなものを作っていた。



 聞けば,10月に行われる中学の学校祭の生徒会展示室のレイアウトを,レゴで考えているとのこと。テーマは壁に書いてあるように「夢」らしい。そういえば,星野監督もよく「夢,夢」と口にしていた。