最近は携帯電話もフリーズするらしい。もちろん電話で話をしている時に固まるわけではない。携帯電話でWebページを見ている時にPCと同様に固まるのだそうだ。Ctrl+Alt+Delキーもリセット・スイッチも付いていないので,リカバリーがひと苦労らしい。(私は携帯電話が嫌いなので,メールもネットサーフィンもしない。かろうじてお話だけはする。)

 フリーズはコンピュータだけの専売特許だと思っていたが,考えてみればゲーム機だって固まるしゲームやインターネットに対応した携帯電話が固まるのは当然のことである。PCの味方の私としては,固まる仲間が増えたことがちょっとうれしいような気もするがPC自体いつまでもフリーズが許されてはいけない。ちなみに,うちの自作機は日に何度もフリーズする。

4月28日 前回のジオラマ大作戦の続きである。こうしろうは,かずが作ったゴム動力の電車をモーターで動くように作り直している。かずは輪ゴムにこだわり続け,ゴム動力で走るスポーツカーを作成した。



「それ,スポーツカーでないやろ。耕運機やろ!」とこうしろうと私に突っ込まれ,その後は耕運機と呼ばれるようになったかずの作品である。富山は今,田植えの真っ最中である。耕運機のほうがタイムリーだ。

5月3日 こうしろうとかずがワアワア言いながら,楽しそうにジオラマの作成を進めている。NQCでプログラミングをしていると,こうしろうが難しい顔をして首をひねり出すので,たまにジオラマもいいなと思う。ただ遊んでいるだけと言ってしまえば,それまでだが,ジオラマとか箱庭を作ることは何か情操教育に役立つような気がする。とにかく,子供達の活気に溢れる様子を眺めているのは楽しい。

 しかし,ワアワア言ってやっていると,ついつい脱線して余計なものを作りたくなってしまう。今回は脱線しそうになるかずをこうしろうが「それ,ちゃうやろ」と止め,なんとかまともな作品になった。

まずはこうしろうの電車である。



かず作のゴムドライブの電車(?)が,モータードライブに電化された。

ジオラマとして見ると次のようになる。



耕運機と自転車やバイクが踏み切りが開くのを待っている。単線で,周囲には木が植わっており,なんとなく風情がある。今回はちゃんと絵になっている(ような気がする)。

 ほのちゃん(2歳半)も兄達につられ,レゴでいろいろなものを作るようになった。



ほのちゃんによると『いわ』という名前の作品だが,よく見ると小さい魚が泳いでいるので『海底に沈んだ古城』と命名した。(親ばかでしょ)

5月12日 この日はジオラマ「踏み切りと電車」の仕上げの予定であった。こうしろうは電車の中にRCXを仕込み,電車に取り付けたモーター,センサーと接続し,長いコードで踏み切りを開閉するモーターともつないだ。



 電車の内部が,かなりごちゃごちゃとしてきた。嫌な予感がする。第25話のジオラマ大作戦の時の失敗が脳裏をかすめる。配線が入り乱れて来ると,失敗に近づいていくのが常である。

 こうしろうは構わずに,プログラムの作成を進める。線路にブロックで突起物を配置し,電車の下部に付けたタッチセンサーがそれに触れたら,踏み切りを降ろし,通りすぎた後にまた突起物が配置してあり,2回目にタッチセンサーがオンになったら踏み切りをあげるという仕様のプログラムであるが,テストするとうまくいかない。プログラムをジィーとにらみ,修正するが改善しない。

 「こうしろう,もう遅いから寝られ」,「もう,ちょっとやらせて」でも,やっぱりだめ。どうもジオラマは鬼門である。