数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。
「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。
数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。
「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。
今回からユーザー企業に対するアンケート調査結果を基に、「各種業務アプリケーションに何が求められているのか?」を見ていくことにする。ユーザー企業が業務システムを活用/選定する際に重視すべきポイントもそこから明らかになるはずだ。初回となる今回は生産管理、会計管理、販売・仕入・在庫管理、給与・人事・就業…
昨今の経済環境における変化や技術の進歩を受けて、ERP活用において検討するべき事柄も広がりを見せつつある。そこで、今回はクラウドとERPの関係について、ユーザー企業に対する調査データと重ね合わせながら、SAPジャパン、OBCというシェアー上位ベンダの取り組みを重ね合わせながら探っていくことにする。
ERPはユーザー企業にとって最も重要度の高い情報処理システムの一つと言える。今回はERPの導入社数ベースシェアにおいて常に上位に位置するSAPジャパンとOBCの戦略を通じて、ユーザー企業が留意すべきERP選定時のポイントについて考えていくことにする。
2014年4月のWindows XPサポート完全終了は刻々と近づいている。しかし、依然としてXP環境が残存するユーザー企業では、PC刷新の費用捻出に頭を悩ませているケースも多いはずだ。そこで今回は「Windows XPからの移行と同時に取り組んでおくべきこと」を、調査データを踏まえながら探っていく…
データの保存手段として「フラッシュメモリー」が注目を集めている。「オンラインストレージサービス」の動向も見逃すことができない。「サーバー仮想化環境におけるバックアップ」においても、従来とは異なる留意点が存在する。そこで今回は、今後のストレージ活用に大きな影響を与える3つのポイントごとに調査結果を交…
本連載で取り上げてきたITインフラはx86サーバーにWindowsやLinuxなどを搭載した、オープン系のシステムであることが多い。だが、メインフレームやオフコンといった「レガシー資産」を所有する企業も少なからず存在する。そこで今回はこうしたレガシー資産の実態と今後について取り上げることにする。
ERPはユーザー企業にとって最も重要なIT活用分野の一つであり、基幹系業務システムを含めると、その歴史は長い。にも関わらず、「自社の業務と合致しない」「予定よりもコストが多くかかってしまった」といったユーザー企業の悩みはなかなか解消されないのが現実だ。今回はそうしたERP活用を成功させるTIPSの…
アベノミクスがもたらした円安や株高によって、大企業を中心に景気回復への期待が徐々に高まりつつある。だが、中小企業の設備投資では依然として慎重な姿勢が見られる。こうした状況下においてこそ企業活動の基本を見つめ直すことが大切だ。そこで今回は創業から41年間の平均経常利益率が39%という驚異的な数値を誇…
中堅・中小企業が海外へ進出する際のIT活用は大企業のそれとは異なり、必ずしも「グローバル化」を意味するものではない。そこに焦点を当てて、最新の調査結果や海外展開におけるITソリューションを提供するSIerの取り組みなどを交えながら、中堅・中小企業の海外進出おけるIT活用成功のポイントを考えていくこ…
昨今ではプライベート、パブリック、あるいは両者の組み合わせであるハイブリッドなどクラウド活用にも様々な選択肢が存在している。クラウドという新たな選択肢を活用するための原資を確保するためにも、「オンプレミス環境の運用管理をいかに効率化するか?」が重要なポイントとなってきている。そこで、今回は中堅上位…
ファイルサーバーは企業の規模や業種によらず、幅広いユーザー企業に導入されているソリューションの一つと言えるだろう。単なるファイルの置き場所と捉えると「少しでも安く、少しでも大容量」であることが望ましいが、それだけでは本当に役立てることはできない。今回はファイルサーバー導入の留意点について考えていく…
タブレットはPCでは馴染みにくかった市場にIT端末を普及させる手段として注目されている。だが、タブレットの代わりにPC購入が減るのではという懸念も聞かれる。そこで今回はタブレットがPCに与える影響を考えていくことにする。
2014年4月にはWindows XPのサポートが完全終了するにも関わらず、PC刷新プランを立てていない企業が存在する。そこで今回はWindowsの各バージョンやエディションの管理/運用機能について考えていくことにする。
来たる2013年は、多くの企業においてPCの入れ替えが行われる年となるだろう。2012年10月にWindows 8がリリースされたことに加え、2014年4月にはWindows XPのサポートが完全終了を迎えるからである。そうした状況を踏まえて、ユーザー企業は今後のPC刷新計画をどのように考えており…
運用管理/資産管理の分野にはPC資産管理から始まり、高度なITサービス管理まで非常に幅広い製品/サービスが存在している。そして、今後はクラウドやスマートデバイスなどの新たな要素との関連も深まっていく。こうした時に正しい選択や判断を下すためには、運用管理/資産管理の現状を把握することが必要となる。そ…
企業がITを活用する際に欠かせない存在が、製品やサービスを提案/販売する「売り手」としての販社/SIerである。しかし、販社やSIerの提案および販売における活動をテーマとした市場調査など、ユーザー企業と販社/SIerの双方が互いを理解するための助けとなる情報は意外と少ない。そこで今回は、「ユーザ…
昨今では「コンシューマライゼーション」という言葉に注目が集まっている。この言葉は、個人向けに提供される様々な技術が企業向けにも適用されていく流れを表したものだ。このコンシューマライザーションの一つに、個人が無償利用できるクラウドサービスを業務においても活用しようとする動きがある。今回は、この状況を…
スマートフォンやタブレットといった「スマートデバイス」はコンシューマ市場で急速な普及を見せている。こうした状況を受け、企業においてもスマートデバイスを活用して「業務効率の改善」や「新たなビジネスの創出」に繋げられないか、という期待が高まっている。そこで、今回は企業におけるスマートデバイス活用につい…
東日本大震災から1年あまりが経過し、「事業継続」というキーワードを見る機会も少し減ってきた感がある。だが、事業継続とは自然災害などの突発的な事象への一時的な対策だけでなく、「ビジネスを取り巻く様々な環境変化に対し、安定したビジネス活動を維持するための取り組み」を指す。今回は、事業継続に関連したIT…
昨今、「国内回帰」というキーワードを目にすることが多い。背景には、新興国における賃金上昇、輸送コストというデメリットが目立ちはじめたこと、それに国内回帰によって設計部門と製造部門が近接させることで得られるメリットが改めて意識されたことがある。だが、こうした「国内回帰」の動きについては中身をきちんと…