フレッツ大研究

活用編 泣き所の信頼性を補う設計術

NTT東西地域会社の主力のブロードバンド・サービスである「フレッツ」。企業ネットワークを支える安価なインフラとして人気を集める。しかし,5月に東日本で大規模障害が発生したように,信頼性には不安がある。フレッツを効果的に使い続けつつ,信頼性を補う手法を考えよう。

第1回 あえて専用線でバックアップする
第2回 再確認・フレッツ網の全体像を知る
第3回 手軽さ重視なら通信事業者に委託
第4回 運用の手間を惜しまないならルーターを活用
第5回 2重化専用装置を使えばポリシーが多彩に

解剖編 東西でこんなに違うサービスと網構造

ブロードバンド・サービスを安価に提供する,NTT東西地域会社のフレッツ網。ただ,一見同じように見えるフレッツ網の内部構造は,NTT東西で大きく異なっている。この違いを知らずにサービスを使おうとして,現場が混乱したユーザーもいる。意外に知られていない,フレッツ網の疑問を解く。

第1回 NTT東のフレッツ網の特徴は?
第2回 NTT西のフレッツはNTT東とどう違う?
第3回 フレッツ網からNGNへどうやって移行する?
第4回 FTTHの接続端末台数の制限はいつまで続く?
第5回 なぜ固定電話網と比べてフレッツの障害が多い?


「ここが変だよNTT」--ユーザー企業128社の本音
 「企業ユーザーにとってNTT東西地域会社の事業やサービスは,どうあるべきか」──。総務省の認可により,業務範囲拡大を続けるNTT東西について,本誌は企業ユーザーへの意識調査を実施した。集まったのは,NTT東西だけでなくNTTグループ全体のサービス提供体制などへの不満や要望。企業ユーザーからの生の声に,NTTはどう応えていくのか。

第1回 サービスの"東西分離"に困惑するユーザー
第2回 ワンストップ化はうれしいけれど・・・
第3回 サービス名称/仕様は統一へ
第4回 新競争政策は何をもたらすか
第5回 アンケート調査の自由意見とその他回答を一挙公開


WANのアクセス回線を知る
 インターネットへ接続するためによく使われているのは,ADSLやFTTH,CATVの三つ。これらは,どのような構造でどうやってインターネットに接続しているのだろう。ここでは,Part1でADSL,Part2でFTTH,Part3でCATVの三つに分けて,その仕組みを解説する。

Part1 ADSL編 電話線を使って高速伝送--上りと下りで速度が違う
Part2 FTTH編 ギガの光ファイバ回線が情報系サービスを飲み込む
Part3 CATVインターネット編 なぜ数十Mビット/秒もスピードが出るのか


ひかり電話
IP電話の大規模障害を食い止めよ(1)信頼できる電話への険しい道のり
IP電話の大規模障害を食い止めよ(2)IP電話障害長期化の三つの理由
IP電話の大規模障害を食い止めよ(3)中継系,加入者系で異なる「広げない」対策
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