DATA&DATA
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データの漏洩・盗難数は2014年Q1で2億件に
2014年第1四半期に盗まれたデータの数は、前年同期比233%増の2億74万件にのぼることが、米セーフネットの調査で判明した。内訳は、内部犯行が全体の52%を占める1億414万件、外部侵入による被害は全体の43%にあたる8530万件となった。このほか、政治的ハッカーによって盗まれたデータ数は700…
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ERP市場1000億円超、16年には1263億円へ
2013年のERPパッケージライセンス市場は、前年比7.4%増の1053億3000万円だったと矢野経済研究所が発表した。背景には、2011年~2012年に始まったリプレイスが拡大しているのに加えて、事業拡張やM&Aなど経営環境の変化に対応するための戦略的投資が増えていることが挙げられる。また、20…
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モバイル仮想化、2013年からほぼ横ばい 試験導入・予定は減、全社・部分導入は増加
モバイル端末向け仮想化製品の導入率(導入予定を含む)は26.2%(2014年)で、2013年の25.7%から0.5ポイント増加と、ほぼ横ばいで推移したことが、IDC Japanの調査で明らかになった。
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テレワークソリューション 2020年に1000億市場
2013年のテレワークソリューション市場の規模は277億円だったと、シード・プランニングが発表した。2020年に、同市場は1068億円に拡大すると予測している。背景には、モバイルデバイスの質の向上やスマートデバイスの普及、ユニファイドコミュニケーションの浸透といった技術的な側面に加え、東日本大震災…
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スマホ契約1376万件増 19年にはシェアが7割に
2014年3月末の携帯電話端末契約数1億2202万件のうち、フィーチャーフォンの契約数は6468万件で、スマートフォンは5734万件だった。MM総研によると、前年度末よりフィーチャーフォンは867万件減少し、スマートフォンは1376万件増加した。2019年3月末には契約数が1億4529万件となり、…
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13年の国内DC面積は915万平方メートル 企業内DCから事業者DCへの移行進む
2013年末時点で、国内データセンター(DC)の延床総面積は915万3000平方メートルだったとIDC Japanが発表した。2013年の国内データセンターへの新設投資は、ほぼ前年並みの1985億円だった。
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企業の半数が「IaaSは高い」、「想定通り」「安い」は43%
コスト削減手段として注目されているIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)の利用料金が高いと感じている企業の合計が、50%に上ることがアイ・ティ・アールの調査で明らかになった。「想定よりかなり高かった」が10%で、「想定よりやや高かった」は40%に上る。一方「想定通り」は34%で、「…
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PaaS市場は128億円、セールスフォースがトップ
2013年上半期の国内PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)市場の規模は、前年同期比56.7%増の128億1800万円だったとIDC Japanが発表した。ベンダーシェアはセールスフォース・ドットコムが1位で、以下アマゾン、マイクロソフト、グーグルが続く。分野別ではDBaaS(データベー…
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ビッグデータ活用、導入済みは4.8%
ビッグデータの活用状況を日本情報システム・ユーザー協会が調査したところ、現在「導入済み」とした企業は4.8%、「試験導入中・導入準備中」は3.6%、「検討中」は14.9%という結果だった。売上高1兆円以上の企業を見ると、「導入済み」(19.5%)、「試験導入中・導入準備中」(14.6%)の割合が高…
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M2M世界市場は1.5兆円 20年度には3.8兆円に
2013年度のM2M(マシン・ツー・マシン)通信の世界市場は1兆4580億円で、国内市場はその9.3%にあたる1350億円になる、と矢野経済研究所が発表した。M2Mで注目されるアプリケーションは、医療、エネルギー管理、農業、交通インフラ関連など。
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XP搭載機の買い換え順調 6月には6.6%まで減少か
IDC Japanの調査では、2013年12月末のWindows XP搭載PCの稼働台数は、国内法人市場で617万台だった。これは法人の全PC稼働台数の17.1%にあたる。2013年10月の予測では、12月末で全体の20.2%、724万台がXP搭載機としていたが、XPサポート終了の告知が浸透し、買…
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13年の映像・音声会議市場は423億円
シード・プランニングは、2013年の国内ビデオ会議/Web会議/音声会議関連市場規模は約423億円と発表した。14年は450億円まで拡大する。
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13年国内サーバーは微増 UNIX減もx86が好調
2013年国内サーバー市場の規模は、前年比1.1%増の4608億円だったとIDC Japanが発表した。出荷台数は前年から0.5%減少し57万台だった。x86サーバー、メインフレーム、ビジネスサーバー、スーパーコンピューターが、前年から出荷額を増やした。特にx86サーバーは、市場全体に占める割合が…
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国内モバイル端末市場 タブレットが18%増へ
2014年の国内モバイルデバイスの出荷台数は、前年比2.1%減の5507万台になる、とIDC Japanが予測している。主な内訳は、スマートフォンが前年比1.0%減の3002万台、タブレットが同18.3%増の937万台、PCが同13.9%減の1344万台で、タブレットが成長する見込みだ。
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教師はタブレットに前向きも有害情報に懸念
教育現場へのタブレット導入には大賛成だが、生徒の有害情報への接触や情報漏洩リスクを懸念している──。アイ・ティ・アールが、全国の現役教師330人を対象として実施した調査で明らかとなった。
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電子カルテシステム市場 パッケージ型中心に成長
2013年の電子カルテシステム市場は1209億円になると、富士キメラ総研が発表した。市場のほとんどはパッケージ型で、同年の市場規模は1200億円。300床以上の病院では、普及率が50%を超える。クラウド型も伸びるものの、セキュリティ面で危惧する医療機関が多く、9億円にとどまる。ただし、暗号化など対…
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自治体向けソリューション マイナンバーが成長牽引
2013年度の自治体向けソリューション市場は、前年度比4.6%減の5214億円になる見込みだ。矢野経済研究所によると、経費削減の流れが変わらないこと、クラウド導入によるコスト低下が進んでいること、がその要因。
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国内企業向けIT市場、2014年はマイナス
2014年の国内企業向けIT市場(官公庁、教育、一般消費者を除く)は、前年比1.3%減の9兆9546億円になるとIDC Japanが予測している。国内経済は改善傾向にあり、大企業を中心に業績が回復しているが、一部地域では景気回復が遅れて業績が低迷、IT支出の抑制傾向が続く。また、2014年はハード…
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BCP/防災市場は鈍化、18年度は2234億円に
2013年度の事業継続(BCP)/防災ソリューション国内市場は、2046億3000万円になると、矢野経済研究所が予測している。14年度以降は、主な企業の対策が完了することに加えて、災害への危機意識が薄れている、クラウドの登場で単価が下落、などの要因で市場の伸びが鈍化するという。
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DWH用DBMS市場続伸、17年度まで年20%超
2013年度のDWH(データウエアハウス)用DBMS(データベース管理システム)国内市場は、前年度比43.8%増の46億円になる見込みだ。