2013年の電子カルテシステム市場は1209億円になると、富士キメラ総研が発表した。市場のほとんどはパッケージ型で、同年の市場規模は1200億円。300床以上の病院では、普及率が50%を超える。クラウド型も伸びるものの、セキュリティ面で危惧する医療機関が多く、9億円にとどまる。ただし、暗号化など対策が講じられ始めており、将来的には普及が進む可能性があると分析している。2020年の市場予測は、パッケージ型市場が1450億円、クラウド型が40億円。