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目次
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2013年国内IT市場は横ばいの13兆8288億円
2013年の国内IT市場は、前年比0.1%増の13兆8288億円になるとIDC Japanが予測している。内訳は、ハードウエア市場が前年比2.8%減の6兆3220億円、ITサービス市場が同1.8%増の5兆95億円、パッケージソフトウエア市場が同4.3%増の2兆4974億円。
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ネットワークセキュリティ市場は4289億円
2012年度のネットワークセキュリティ市場は4289億円だったと富士キメラ総研が発表した。情報漏洩や標的型攻撃、シャドーITなどに対応するため、リプレース需要を中心に市場が拡大した。
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IT部門に望むのは「経営戦略とIT戦略の整合性確保」
IT部門の今後の業務として強化すべき部分は「経営/ビジネス戦略とIT戦略の整合性の確保」と考える経営者および管理職が50.2%と半数以上に上ることが、ヴイエムウェアの調査で明らかになった。同社は今回の調査から、「マネジメント層がITを企業運営のためのツールとしてだけではなく、ビジネス戦略を実現する…
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国内ハイエンドサーバー市場、日本IBMがシェアトップ
メインフレーム、RISC&IA64サーバーなどハイエンドサーバーの2012年国内市場(出荷額ベース)では日本IBMが30.0%でトップシェアだったとIDC Japanが発表した。メインフレームが比較的安定した出荷実績を残しているという。
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中堅中小の4割が消費税対策でIT投資を先行
中堅中小企業(年商500億円未満)のうち、2014年4月の消費増税を見越してIT投資を前倒しする企業は4割に達することがノークリサーチの調査で分かった。
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国内BPO市場、非IT系は消費増税前の体制整備に需要
2013年度のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)国内市場は3兆4266億3800万円になると矢野経済研究所は見込む。2011~17年度の年平均成長率は2.5%で、2017年度には3兆7439億円に達するという。システム運用管理業務を代行するIT系BPO市場は、同期間の成長率が3.7%。…
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国内BA市場、ビッグデータ導入を視野に成長続く
ビジネスアナリティクス(BA)ソフトウエアの2012年の国内市場規模は、前年比8.0%増の1514億3700万円だったとIDC Japanが発表した。ビッグデータ関連技術の導入を視野に、構造化データの有効活用からBAに取り組む企業が増加。「企業の成長戦略に寄与する投資分野」との認識の高まりも需要拡…
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XPからの移行先、Windows 7が6割強
Windows XPからの移行を実施または計画している中堅中小企業の6割強が、移行先のOSとしてWindows 7の導入を検討していることがノークリサーチの調査で分かった。Windows 8を選ぶ企業は約3割にとどまっている。
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BI製品と他システムとの連携度、オラクルに高評価
DWH(データウエアハウス)・BI(ビジネスインテリジェンス)を導入済みの中堅中小企業にノークリサーチが実施した調査によると、「他システムとの連携手段が整っているか」について「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」の評価が高かった。
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国内モバイルセキュリティ市場、2017年に118億円
2012年における国内モバイルセキュリティ市場は前年比35.9%増の50億円だったとIDC Japanが発表した。モバイルセキュアコンテンツ/脅威管理はAndroid端末向けウイルス対策製品を中心に需要が高く、同36.6%増の32億円と全体の6割以上を占める。
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IT資産管理ソリューション市場は300億円超
2013年度におけるIT資産管理ソリューションの市場規模は311億円と矢野経済研究所が予測している。内訳は、IT資産管理ツール市場が前年度比12.7%増の240億円、モバイルデバイス管理(MDM)が同60.9%増の71億円。2015年度にはそれぞれ275億円、121億円に拡大し、市場規模は約400…
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国内IT大手の売上高、堅調も伸びは小幅
2013年3月期の国内主要ベンダーにおけるITサービスの売上高は、富士通、NEC、日立製作所の順。野村総合研究所(NRI)が伊藤忠テクノソリューションズを抜き7位に上昇した以外は、2012年3月期と順位は同じだった。IDC Japanによると、ITサービスの売上高が1000億円以上で前年度と比較可…
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海外子会社のIT支出、年間平均成長率は5%
日本に本社を置く企業の海外子会社における2012年のIT支出の総額は54億900万ドルだったとIDC Japanが発表した。この金額は、国内ITサービス支出の1割程度に相当する。2013年以降もASEAN、中国などアジア各国を中心に成長が継続し、2012~2017年の年間平均成長率は5.2%となり…
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中堅中小向け会計ソフト、「弥生会計」や「SMILE」に高評価
中堅中小企業における会計管理ソフト製品およびサービスの中で、導入時の初期費用に対する評価が高いのは、弥生の「弥生会計」、OSKの「SMILEシリーズ」、OBCの「勘定奉行(21/iシリーズ)」の順だった。ノークリサーチが行った年商500億円未満の国内中堅中小企業を対象とした調査結果による。
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国内ビッグデータ市場、2017年には1000億円超に
2012年の国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場は206億7000万円だった。IDC Japanによると、2012年~2017年の同市場は年間平均成長率37.5%で拡大し、2017年には1015億6000万円に達するという。インフラストラクチャー、ソフトウエア、サービスの分野別では、サービス…
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プラットフォーム型サービスがM2Mの普及を促進
機器や自動車などに通信機能を搭載して自動的にデータを収集するシステム、M2Mソリューションの国内市場は2012年度に1203億円だったと富士キメラ総研が発表した。2013年度は1611億円となる見込みで、2017年度は2012年度比2.3倍の2762億円になるという。従来はオーダーメード型で大手企…
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クラウドサービス市場は2017年度に2兆円超
2012年度の国内クラウドサービスの市場規模は5102億円で、2015年度には1兆2558億円、2017年度には2兆411億円に達するとMM総研が予測している。同市場の2012年度~2017年度の年平均成長率は32.0%で、分野別で最も成長率が高いのはパブリッククラウドだという。ただし、金額ベース…
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システム運用保守サービス市場は運用がけん引
システム運用保守サービス市場の2011 ~2017年度の年平均成長率は1.6%で、2017年度には3兆8800億円に達すると矢野経済研究所が予測している。保守サービスの縮小を運用サービスがカバーしていく。運用サービスの同時期の年平均成長率は4.2%で、2017年度には2兆4359億円となる見込み。…
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情報系システム担当者の13%が「Google Drive」活用
ITRによると、情報系システム担当者(製品選定、開発、運用のいずれかに関与している係長相当職以上の役職者)が最も利用している個人向けストレージサービスは「Google Drive」で、27.1%が日常的に利用し、仕事でも13.4%が利用している。次いで「Evernote」「SkyDrive」「Dr…
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プライベートクラウド市場は前年比43.9%増
2013年の国内プライベートクラウド市場は、前年比43.9%増の4627億円になるとIDC Japanが予測している。今後も同市場は高い成長を維持し、2012~2017年の年間平均成長率は34.5%、2017年には2012年比4.4倍の1兆4129億円になるという。