Windows XPの次に導入する最も主要なOS
出所：ノークリサーチ（2013年10月15日）
Windows XPからの移行を実施または計画している中堅中小企業の6割強が、移行先のOSとしてWindows 7の導入を検討していることがノークリサーチの調査で分かった。Windows 8を選ぶ企業は約3割にとどまっている。
Windows 8を選ばない理由として多かったのは、「利用中のアプリケーションがWindows 8で動くか不明」（42.3％）、「利用中のアプリケーションがまだWindows 8に対応していない」（34.7％）。実際にはWindows 7に比べ、Windows 8の方がWindows XPとの互換性が低いという明らかな根拠はない。Windows 8で採用した新ユーザーインタフェース（UI）「Modern UI」によるアプリ互換性への不安が影響していると、ノークリサーチはみる。Windows 8を選ばない理由として20.7％が「UIが大幅に変わっている」を挙げているからだ。「アプリケーションがタッチパネル対応でないと使えないのでは」といった声もあることから、Modern UIやタッチパネルに対する誤解の解消が先決だとしている。
Windows XPの次にWindows 8を選ばない理由（複数回答）
出所：ノークリサーチ（2013年10月15日）
調査の実施時期は、Windows 8.1発売前の2013年7月。8.1では、起動時にModern UIのスタート画面をスキップしてデスクトップ画面を表示する設定も可能で、今後移行先として検討するOSの比率に変化が生じる可能性がある。