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RFIDシステムは回復基調、2017年度に984億円へ
2012年度の国内RFIDシステム市場は前年度比3.3%増の666億9300万円となった。矢野経済研究所によると、リーマンショック後の2009~2010年度は市場が年率7~10%縮小したが、2011年度から回復に転じた。2012年度はUHF帯での新周波数帯移行公表に伴いユーザー企業が状況を静観した…
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生産管理パッケージ市場は2ケタ成長維持
2012年の国内生産管理パッケージライセンス市場は前年比15.6%増の128億3300万円だったと矢野経済研究所が発表した。業種別では、加工組立製造業向けが79億3200万円、プロセス製造業向けが49億100万円。環境の変化に対応しようと、生産管理システムの戦略的見直しが進んでいる。2013年は、…
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企業向けIT市場の成長は0.3%止まり
2013年の国内企業向けIT市場は前年比0.3%増の10兆1031億円で、地域別に見ると北海道/東北地方、北陸/甲信越地方、東海地方が比較的成長率が高いとIDC Japanが予測している。
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企業向け無線LAN市場、スマホのビジネス利用背景に好調
2012年度の国内企業向け無線LAN市場は前年度比28.8%増の約183億円だったとITRが発表した。公衆無線LANスポットの拡大や、スマートフォン/タブレットのビジネス利用の拡大が背景にあるという。2013年度は前年度比20.7%増の221億円となる見込み。セキュリティーや運用の観点から無線LA…
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IT市場、スマホブーム一巡で2013年は0.9%減少へ
2013年の国内IT市場規模は、前年比0.9%減の13兆7525億円になるとIDC Japanが予測している。減少要因はハードウエア市場で、同5.0%減で6兆2242億円。一方、ITサービス市場は同1.9%増の5兆309億円、パッケージソフトウエア市場は同4.3%増の2兆4974億円と予測している…
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運用コスト削減施策で有効なのは「大型案件化」
IT運用コストを削減するために企業が行うITマネジメント施策として効果が高いのは「大型案件化によるディスカウント」「集中購買(機器/ライセンス)」「外部委託における競争入札方式の導入」「ベンダー値引き交渉」の順であることが分かった。従業員1000人以上の企業の情報システム部門または経営企画部門で、…
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健康/介護福祉事業者のIT支出、微増の579億円に
2013年の国内健康/介護福祉関連IT市場(当該事業者のIT支出額)は前年比1.3%増の579億円とIDC Japanが発表した。2012~2017年の年間平均成長率は1.6%という。短期的な増加要因は、厚生労働省が推進する生活習慣病の抑制策「健康日本21(第2次)」に対応するシステム改修を健康関…
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解析パッケージ市場は1000億円超に
2013年の国内解析パッケージソフトウエアの市場規模は前年比9%増で1063億円になると矢野経済研究所が予測している。今後も前年比7~8%増のペースで成長し、2016年の市場規模は1342億円になるという。経営にビッグデータを活用する動きが高まっていることでBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの…
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バックオフィス系の国内外共通化が進む
日本企業が国内拠点と海外拠点で、情報システムを共通化する動きが進んでいる。特に、財務/会計、人事/給与、資産/設備管理などのバックオフィス分野では、海外拠点の全てまたは一部で、システムを本社と共通化した企業が40~50%に上る。ガートナー ジャパンが2013年4月から5月にかけて国内企業465社の…
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クライアント仮想化導入率は21.2%
2013年4月に実施した調査で、国内企業のクライアント仮想化導入率(全社導入、部分導入、試験導入を合算した割合)は21.2%だったとIDC Japanが発表した。2012年から2.9ポイント増加した。産業別に見ると、全社導入と部分導入を合計した「本格導入」の割合が高いのは、「金融」「情報サービス」…
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マーケティング部門は統計やマイニングに意欲的
マーケティング関連ツールで国内企業の導入率が最も高いのは、「メール配信ツール」(57.4%)であることが、販売促進や宣伝の担当者などを対象としたITRの調査で分かった。「Webアクセス解析ツール」「Webコンテンツ管理ツール」「顧客関係管理(CRM)システム」なども約4割に達している。未導入のツー…
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BYOD、「なし崩し的に」が約2割
「BYOD(私物端末の業務利用)は2割以上の企業で非公認のまま、なし崩し的に始まっている」という実態が日経NETWORKの調査で明らかになった。同誌の読者や企業ネットワークの担当者などを対象にWebアンケートを実施した結果による。
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ユニファイドコミュニケーション市場は2000億円超
2012年における国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)関連製品/サービス市場の規模は前年比3.8%増の2008億9400万円となった。IDC Japanによると、音声インフラのリプレース需要が好調という。2013年は、災害発生時の事業継続対策や、モバイル対応、UC関連の…
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タレントマネジメント関連ツール市場は年率9%で成長
2012年度の国内人材管理(タレントマネジメント)関連ツール市場の出荷金額は前年度比12.8%増の約17億円になるとITRが予測している。同市場は2011年度は同48.0%伸びた。人事関連分野では就労スケジュール管理、学習管理と並んで高成長領域だという。大企業がグローバル人材の育成を強化するなどの…
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OSS関連システム市場の成長が加速
2012年のオープンソース・ソフトウエア(OSS)のエコシステムの国内市場規模は6751億6200万円だったとIDC Japanが発表した。OSSが中心的な役割を果たす法人向けシステムに関するサポートサービス、ハードウエア、商用ソフトウエア、導入/構築/運用/保守サービスへの支出額を合計して算出し…
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中堅中小向けIT市場、回復は2015年以降
2013年における国内中堅中小企業向けのIT市場は、前年比ほぼ横ばいの3兆6694億円にとどまる。IDC Japanによれば、新興国企業との競争激化、大手製造業における生産拠点の海外移転の影響で、業績回復が遅れている企業が多い。2012年にPCなどハードウエアの更新需要が拡大したことで、2013年…
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セキュリティ運用・管理サービス市場は5.9%増
2013年度の国内セキュリティ運用・管理サービス市場の規模は前年度比5.9%増の1092億円になると日本ネットワークセキュリティ協会が予測している。分野別では「セキュリティ総合監視・運用支援サービス」が同8.0%増の322億円で最大。このほか成長性が高いのは「インシデント対応関連サービス」で、20…
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IT支出、2013年はほぼ全産業でプラス成長に
2013年の産業分野別IT支出は、ほぼ全産業でプラス成長になるとの予測をIDC Japanが発表した。政府の景気刺激策によって国内経済拡大への期待が高まり、多くの企業がIT支出の抑制を解き始めることが要因だという。ただし通信/メディア産業の支出減が大きいことと、個人のIT支出が低調なため、国内市場…
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海外で現地SIerから日本製品を導入するケースが増加
海外で事業展開する中堅中小企業が会計管理システムを導入するチャネルについて調べた結果、「日本製品を現地のIT企業から導入」と「現地製品を日本のIT企業から導入」するケースが増えているとノークリサーチが明らかにした。
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国内ビジネスサービス市場、2016年に1兆円超へ
2013年の国内BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)市場は前年比4.4%増の6120億円に、同ビジネスコンサルティング市場は同5.4%増の2856億円になるとIDC Japanが予測している。両方合わせたビジネスサービス市場は3年連続のプラス成長となる見込みで、リーマンショックからの回復…