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急ブレーキの世界PDA市場,Q2は実に前期比21%減,明暗クッキリのPalmとiPAQ米GartnerのDataquestが米国時間8月6日に,「2001年第2四半期の世界の携帯情報端末(PDA)の出荷台数は,前期比21%減の279万6000台と大幅に落ち込んだ」との調査結果を発表した。前期の出荷台数は355万台だった。 米国市場は前期比34%減と落ち込みが大きかった。前期の193万8000台から,127万3000台へと大幅に減少した。 「これまでは消費者市場を牽引してきたが,このところ縮小傾向にある。一方で,企業ではIPベースの無線電子メールなどが立ち上がり,市場は飛躍的に成長するとみられる。ベンダーは企業向け市場に注力することで,大きなチャンスをつかむことができる」(Dataquest社主席アナリストのTodd Kort氏)。 市場を端末のハードウエア・ベンダー別でみると,米Palmが世界市場,米国市場とも首位を堅持した。しかし市場シェアは,世界市場が前期の50.4%から32.1%へ,米国市場は前期の54.2%から40.0%へと大幅に落ち込んだ。出荷台数は,世界市場が89万8000台,米国市場が50万9000台だった。 Palm OS機を提供する米Handspringも世界市場で前期の15.9%から10.7%へと33%の大幅減で,2位から3位に後退した。 一方で,Pocket PC搭載機を提供する米Compaq Computerや米Hewlett-Packard(HP)はともにシェアを倍増させた。特に,Compaq社は世界市場でシェア7.8%から16.1%と飛躍的な伸びをみせ,Handspring社を抜いて2位に浮上した。HP社も3.7%から6.9%へと大きく伸ばした。 米国市場ではHandspring社が2位を守ったが,3位のCompaq社との差は前期の14.3ポイント差から1.3ポイント差へと,ぐっと縮まった。 「PDA市場は,PalmやVisorなど主に電子手帳として使い勝手やコスト面に優れた端末のカテゴリと,Compaq社のiPAQやHP社のJornadaなど主にパソコンとの同期機能が充実している端末のカテゴリに大別できる。後者のカテゴリは平均単価も高いが,企業における普及率がまだ低いため,経済減速という市場環境ながらも台数を大きく伸ばしている」(Kort氏)。 世界市場では,Palm社,Compaq社,Handspring社,HP社の4社に,カナダのResearch In Motion(5位/4.1%),Hi Tech Wealth(6位/3.9%)を加えた上位6社で市場全体の73.9%を占める。前期はこの上位6社で83.5%だった。米国市場では,上位5社で89.9%を占め。前期は93.9%。調査結果の詳細は以下の通り。 ■表1 PDA世界市場 ベンダー別出荷台数 (2001年第2四半期/単位1000台)
出典: Gartner Dataquest社 (August 2001) ■表2 PDA米国市場 ベンダー別出荷台数 (2001年第2四半期/単位1000台)
出典: Gartner Dataquest社 (August 2001)
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