市場シェアや市場予測など、IT関連の様々な調査データを紹介していきます。
2016年3月以前の記事一覧はこちら
DATA&DATA
目次
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セキュリティ10大脅威 IoT機器の脅威が初登場
情報処理推進機構(IPA)が「組織」と「個人」別にまとめた「情報セキュリティ10大脅威2017」によると、組織の1位は前回(2016年)に続き「標的型攻撃による情報流出」だった。2位は前回7位だった「ランサムウエアによる被害」が浮上した。
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2017年のFinTech関連支出は110億円、ブロックチェーン採用増加で3年後は3倍に
IDC Japanは国内の金融IT市場に関する調査結果を発表した。2017年の市場規模は前年比1.1%増の2兆517億円と予測。国内経済は堅調に推移しているものの、2016年にあった大型案件が減少した反動が見込まれるため微増にとどまるという。
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セキュリティ市場は4%増、SaaS型が成長引っ張る
IDC Japanの国内情報セキュリティ製品市場調査によると、2016年の市場規模は前年比4.0%増の2807億円という。セキュリティソフトの市場規模は同4.2%増の2339億円で、特にSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型が同20.2%増の173億円に拡大すると予測した。
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IT市場は東京一極集中、地方は3%のマイナス
IDC Japanが実施した地域別の国内IT市場調査によれば、2016年は東京都が前年比2.1%のプラス成長となったものの、その他の地域はハード市場の低調で一律マイナスだった。特に大都市圏(東京都、関東地方、近畿地方、東海地方)以外の地域は前年比3%以上、市場規模が縮んだ。
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「VR元年」、2016年度VR市場は82億円、5年後は21倍の1700億円まで急拡大
MM総研は拡張現実(AR)と仮想現実(VR)について、一般消費者の利用実態や市場規模を分析した。
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AIに関する10の誤解、技術よりも人材がカギ
ガートナー ジャパンは人工知能(AI)に関する「誤解」を発表した。「すごく賢いAIが既に存在する」という誤解について、現時点では世の中に、「人間と同様の知能」を実現する技術はないと指摘。AIを使えば「誰でもすぐに『すごいこと』ができる」という誤解には、「それほど単純ではない」とし、「すごいこと」を…
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縮む国内サーバー市場、3四半期連続でマイナス
IDC Japanの国内サーバー市場調査によると、2016年第3四半期(7~9月)の市場規模は前年同期比15.4%減の991億円で、出荷台数は同8.6%減の13万2000台にとどまった。3四半期連続で、全ての製品分野で出荷額と出荷台数が減少している。出荷額の7~8割を占めるx86サーバーが前年同期…
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中堅中小企業の過半が「IoTに投資せず」 「RPA」は黎明期ながらニーズあり
ノークリサーチは国内の中堅中小企業(売上高500億円未満)でのIoT(インターネット・オブ・シングズ)や「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の活用に関する調査結果を発表した。RPAとはPCを使った定型業務をソフトウエア型のロボットで自動化する技術を指す。
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地域IoTの経済波及効果、2020年度に約5兆円
総務省は地域住民がIoT(インターネット・オブ・シングズ)実装の恩恵を感じられる「生活に身近な分野」として7分野を示し、7分野合計でIoT実装による2020年度の経済波及効果を4兆9300億円、雇用創出効果を44万9300人と試算した。うち、ICT関連では投資増加額が1兆1200億円、雇用創出効果…
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微増続く国内IT市場、2020年は15兆円強に
IDC Japanの調査によると、2016年の国内IT市場規模は前年比0.6%減の14兆6706億円にとどまる見込みという。2015~2020年は年間平均成長率0.8%の微増で、2020年の市場規模は2015年比4%増の15兆3653億円に達すると予測している。
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国内クラウドサービス市場は3割成長、2020年度には3兆円規模に
MM総研は国内のクラウドサービスに関する調査結果を発表した。2015年度の市場規模は前年度比33.7%増の1兆108億円で、初めて1兆円を突破した。2020年度までの年平均成長率は27.4%で、2020年度の市場規模を2015年度比3.4倍の3兆3882億円と予測した。
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携帯とスマホの出荷台数、5四半期ぶりに増加
IDC Japanが発表した国内の携帯電話やスマートフォンの市場調査結果によると、2016年第3四半期(7~9月)の従来型携帯電話とスマホの合計出荷台数は、前年同期比1.4%増の767万台。5四半期続いた「前年同期比割れ」に歯止めがかかったが、増加幅は小さく、成長は鈍化傾向にあるという。
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ECサイト市場は120億円、2020年度に200億円に
アイ・ティ・アール(ITR)の国内ECサイト構築調査によると、2015年度の市場規模は前年度比13.3%増の118億5000万円だった。今後も堅調に推移する。2015~2020年度の年間平均成長率は10.8%で、2020年度には約200億円に市場が拡大すると予測した。ネット店舗の増加と品ぞろえの充…
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AIビジネス市場規模は2030年度に2兆円、金融分野や公共分野でAI導入盛んに
富士キメラ総研は人工知能(AI)ビジネスの国内市場に関する調査結果を発表した。2015年度の国内市場規模1500億円が、2020度には1兆20億円に、2030年度には2015年度比14.1倍の2兆1200億円に拡大すると予測している。
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PC出荷台数は252万台、2年ぶりのプラス成長
IDC Japanの国内クライアントPC市場調査によると、2016年第3四半期(7~9月)の出荷台数は前年同期比6.3%増の252万台だった。2014年第2四半期(4~6月)以来、およそ2年ぶりに前年同期比でプラスに転じた。ビジネス向けが同10.0%増の161万台、家庭向けが同0.2%増の91万台…
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ランサムウエアが大流行、3万4200台のPCで検出
PCのデータを暗号化するなどして解除費用を要求する「ランサム(身代金)ウエア」の脅威が急速に高まっている。トレンドマイクロの調査によると、2016年第3四半期(7~9月)に同社のウイルス対策ソフトなどがランサムウエアを検出したPCの台数は3万4200台で、過去最大規模だった。第2四半期(4~6月)…
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7割がデジタルビジネスに着手、全社で取り組む企業は1割増加
ガートナー ジャパンは日本企業のデジタルビジネスへの取り組みに関する調査結果を発表した。「デジタルビジネスに取り組んでいる」と回答した企業の割合は69.7%に達し、全社で取り組む企業の割合は1年間で20.1%から29.3%に増加したという。取り組みの「成果が上がっている」とした企業は24.8%だっ…
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クラウド構築・管理ソフト、年率3割超の高成長続く
IDC Japanはクラウドサービスの構築・管理に使う「クラウド・インフラストラクチャー・ソフトウエア」に関する調査結果を公表した。2015年の市場規模は前年比47.0%増の217億9600万円に達し、2016年は同40.6%増の306億5400万円に拡大するとした。
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国内BPO市場は4兆円に、運用サービスは堅実成長
矢野経済研究所の調査によると、IT系BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と非IT系BPOを合計した国内BPO市場規模(事業者売上高ベース)は2016年度、前年度比2.5%増の3兆7996億円に拡大するという。
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7割弱の企業がビッグデータに取り組む 利用部門と分析ニーズを探る動きも進む
ガートナー ジャパンは日本企業のビッグデータへの取り組みを調べた。従業員数500人以上の企業のITリーダーを対象に調査したところ、67.2%の企業がビッグデータの取り組みを既に進めていた。同社は当初、ビッグデータへの期待が縮小し、取り組みは減少すると予測していたが、実際は2015年から1.6ポイン…
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運用ミスのシステム障害、3割の企業で毎月発生
IDC Japanが実施した情報システムの運用管理に関する調査によると、32%の企業が運用ミスによるシステム障害やシステムトラブルを毎月経験していた。「月に数回程度」発生する企業が23.6%で、「週に数回程度」が7.1%、「ほぼ毎日」が1.3%だった。
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中小企業の1割が基幹刷新、クラウド活用の機運高まる
ノークリサーチは国内の中小企業の基幹系におけるクラウド活用動向を調べた。売上高500億円未満の企業では、11.1%が今後1年以内に導入済みのERP(統合基幹業務システム)や基幹系システムを刷新すると回答した。
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過半が「リスク管理なし」のセキュリティ、経営層が関与する米国より日本は未熟
IDC Japanは国内企業の情報セキュリティの取り組み状況に関する調査結果を発表した。同社は取り組みの「成熟度」を、全く取り組んでいない「ステージ0(未導入)」から経営層がリスクの予見の下に対策を主導する「ステージ5(継続的革新)」まで6段階に分類している。評価軸は「リスク管理」や「組織/人材マ…
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中小企業のERPシェア、トップは富士通
ノークリサーチの国内中堅中小企業におけるERP(統合基幹業務システム)パッケージソフトの活用実態調査によると、売上高が50億円以上100億円未満の企業でのシェア1位は富士通の「GLOVIA smart/SUMMIT/GLOVIA ENTERPRISE」だった。2位は同率でSAPジャパンと大塚商会だ…
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縮む国内サーバー市場、平均単価は前期比1割減
IDC Japanの国内サーバー市場に関する調査によると、2016年第2四半期(4~6月)の市場規模は前年同期比20.0%の大幅減となる974億円に落ち込んだ。出荷台数は同10.0%減の11万2000台。前期に続き、出荷額・出荷台数ともに前年同期を下回った。平均単価はここ10年来で初めて、前期から…
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7~9月のセキュリティ事故は前期比3割減、CMSを狙ったWebサイト改ざんに注意
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は国内外で発生したセキュリティインシデント(事故)に関する調査結果を発表した。2016年第3四半期(7~9月)にJPCERT/CCが受け付けたインシデント報告件数は3137件だった。
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セキュリティの課題は人材、最新技術の対応も難しい
アイ・ティ・アール(ITR)が実施したセキュリティ関連調査によると、セキュリティ維持活動の課題のトップは「セキュリティ人材の確保が難しい」で回答率は42.5%だった。従業員50人以上の国内企業で、セキュリティ製品やサービスの意思決定に関与する人にインターネット経由で調査した。
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国内ITサービス市場、2020年に約6兆円規模に
IDC Japanの国内ITサービス市場予測によると、市場規模は2020年に5兆8062億円に拡大するという。
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中小企業が使う会計ソフトの2割がクラウド シェア1位はfreeeで2位は弥生
会計業務の方法を調べたところ、会計ソフトを利用すると回答したのは49.3%で約半数。会計ソフト利用者の8割はソフトを購入するインストール型を選んでおり、クラウド型を選んでいるのは17.2%だった。
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中堅・中小のIT投資意欲、DI値が5.9ポイントに上昇
ノークリサーチの中堅・中小企業のIT投資に関する調査によると、2016年7月以降の中堅・中小企業(年商500億円未満)のIT投資意欲を示す「IT投資DI」は、前四半期(2016年4月~6月期)と比べ3.8ポイント上昇し、5.9に達した。
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ファイル転送市場が拡大、2020年には約2倍に
アイ・ティ・アール(ITR)のユーザー間ファイル転送市場に関する調査によると、2015年度の市場規模は、前年度比19.2%増の約31億円に達した。
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日本企業のIoT利用率は5.4% 前年比0.5%増加、製造業中心に浸透
IDC Japanは、国内企業のIoT(インターネット・オブ・シングス)利用動向に関する調査結果を発表した。従業員100人以上の企業を対象にアンケート調査を実施したものだ。
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ERPライセンス堅調に、16年は1200億円超える
矢野経済研究所の調査によると、ERPパッケージライセンス市場の2015年の市場規模は、前年比8.0%増の1111億円(エンドユーザー渡し価格ベース)に達した。
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SDS利用中の企業23%、導入有無決めた企業増加
IDC Japanが実施した「ソフトウエア・デファインド・ストレージ(SDS)」に関する調査結果によると、SDSの導入・活用について、現在利用中が23%、2年以内に導入を計画が17%となった。
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2016年のスマホ市場は1.6%成長、日米欧など先進国市場低迷が足引っ張る
米IDCがまとめた最新の世界スマートフォン市場に関するリポートによると、2016年の年間出荷台数は約14億6000万台(予測値)で、2015年からの伸び率は1.6%にとどまる見通し。今年6月に公表したリポートでは、2016年の年間出荷台数の前年比伸び率が3.1%になると予測していたが、今回下方修正…
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ハイパーコンバージドは2016年に2倍以上に
IDC Japanは、2015年のコンバージドシステムの出荷額が433億1300万円で、2016年は前年比11%増の480億6800万円に達すると予測した。
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仮想通貨市場は急拡大、20年には1兆円に到達
富士キメラ総研は、FinTech関連市場の調査結果を発表した。モバイル決済サービス(決済アプリケーション利用料と決済手数料)は、2015年度の14億円から、2020年度は5.7倍の80億円になると予測。
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2015年クラウドファンディングは約7割増、貸付型が9割近く、購入型が1割弱
矢野経済研究所は、国内のクラウドファンディングに関する調査結果を発表した。クラウドファンディングの市場規模を、新規プロジェクトを支援する金額ベースで算出した場合、2015年度の市場規模は前年度比68.1%増の363億3400万円に達した。
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IPAへの情報提供が急増、前四半期の10倍以上に
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)の第2四半期(2016年4月~6月)の運用状況について発表した。それによると、本四半期のIPAへの情報提供件数は1818件で、前四半期(2016年1月~3月)の177件から10倍以上に増加した。
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IaaS/PaaSが39%成長、2019年に3500億円に
矢野経済研究所の国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場に関する調査によると、パブリッククラウドを利用したIaaS/PaaSサービスの市場規模は、2015年に事業者売上高ベースで前年比39.1%増の1260億円へ拡大した。