矢野経済研究所の国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場に関する調査によると、パブリッククラウドを利用したIaaS/PaaSサービスの市場規模は、2015年に事業者売上高ベースで前年比39.1%増の1260億円へ拡大した。エンタープライズ分野での利用増加、複数のクラウドを使い分けるハイブリッドクラウド/マルチクラウドの利用拡大などが背景にある。特にPaaSの利用が進展していると指摘。2019年には、市場規模は3500億円に達すると予測した。
IaaS/PaaSが39%成長、2019年に3500億円に
編集部イチ押しの資料(ホワイトペーパー)
このコラムのバックナンバー
-
国内ERP市場は4%成長、2017年は1185億円に
-
国内SD-WAN市場、2021年に500億円超
-
働き方改革特需でソフト市場が年4%拡大、2021年度は1兆6000億円規模に
-
導入したいサーバー技術、1位はクラウド基盤アプライアンス
-
「第3のプラットフォーム」ITサービス市場3兆円へ