数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。
「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。
数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。
「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。
昨今、「RPA(Robotic(s) Process Automation)」(ロボティック・プロセス・オートメーション)というキーワードに注目が集まっている。これまでヒトが担っていた作業(主にオフィス業務)を自動化し、業務効率を改善しようとする技術の総称だ。今回は「なぜ今、RPAが注目を集めるの…
企業が何らかのITソリューションに費用を投じるまでには、「認知」「提案/計画」「判断/決裁」といった段階がある。今回はそうした「企業におけるIT投資の意思決定プロセス」に関する調査結果を俯瞰しながら、企業がIT活用で直面する障壁をどう回避していくべきかを考えていくことにする。
人口が減少しつつある日本で新たなビジネスを開拓するには、海外の市場や先進技術にも目を向ける必要がある。しかし、個々の企業が独力でそれらを進めることは難しく、「行政の支援策」を求めたくなる場面も少なくない。このような場合、「行政の支援を受けた後にIT活用に踏み出す」のと、「他社に先行してIT活用を進…
現在のAIブームは従来と何が違い、企業は何を期待し、何に注意を払うべきなのだろうか?AIとはそもそも何か、という基礎知識も含め、調査データを交えながら答えを探っていくことにしよう。
「ウチの会社では特段、IT活用の必要性を感じないが、それでもITをもっと使った方がよいのですか?」 時折、ユーザー企業の方々からこのように尋ねられることがある。答えはその企業の規模、業種、固有の背景/事情などによって変わってくるが、1つ言えるのは、「ITと本業の距離感」を意識することが大切だという…
2017年は政府が主導する「働き方改革」への取り組みが本格化する年となりそうだ。だが、「仕事量が減らない状況で労働時間だけを短縮するのは難しい」という声も少なくない。ITは本来、少ない労力でより多くの成果を上げられるようにするためのものである。そこで今回は、「働き方改革」を進めるためのIT活用とは…
SaaSと聞くと会計管理、グループウエア、セキュリティ関連などが思い浮かぶ。これらはいずれも、パッケージとして販売されていた業務ソフトがクラウド化したものといえる。だが、昨今ではこうした流れとは少し異なるSaaSも登場してきている。
ITの世界では日々新しいキーワードが生まれ、それに関連する先進的な事例が紹介されている。「クラウド」「ビッグデータ」「IoT(Internet of Things)」など、「やっと覚えたと思ったらまた新しい用語か・・・」という方も多いのではないだろうか?
最近、ユーザー企業の方から「ITはお金がかかる割に役に立たない」といった意見を耳にすることが少なくない。確かにここ数年、OSのサポート終了、消費税率改正、マイナンバー対応など、ビジネスに直接寄与せず、かと言って避けることもできないIT支出が続いている。
前々回と前回の2回に亘り、オンプレミスのサーバー環境に起きつつある変化を見てきた。今回はユーザー企業を対象とした「今後のストレージ導入予定」に関するアンケート結果を元にストレージ活用のポイントを探っていくことにする。
「サーバー仮想化」と並ぶ、もう1つの重要な変化について見ていくことにしよう。それは、プライベートクラウドの進化と新しい分化である。昨今では「サーバー機を所有しないが、専有できるクラウド」なども登場し、「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」だの2つの分類だけでは現状を的確に把握することが難…
クラウドの世界では新たな技術が次々と登場し、ユーザー企業もその進歩の速さを実感しているだろう。その一方で、オンプレミスについてはなぜか「現状維持が無難」と考えてしまいがちだ。だが、本当にそれが最善の策なのだろうか。今回はオンプレミスのサーバー環境にも起きつつある変化について、最新の調査データを交え…
賢いIT投資を実現するには、自社のための戦略投資、 各種の法制度への対応、 IT自体に起因する要因(OSサポート終了など)のそれぞれについて現状を把握し、適切な判断を下していかなければならない。今回は中堅・中小企業のIT投資意向に関する最新の調査結果を踏まえ、この点について考えていくことにする。
一昔前、企業が使う端末と言えば「社内に設置されたPC」がほとんどだった。昨今では、「タブレットを社外で利用する」「個人が所有するスマートフォンを業務に活かす」といったように、端末の活用シーンははるかに拡大している。そのようななかで企業は、PCやスマートデバイスの導入計画をどのように立てればよいのだ…
サーバーや業務アプリケーションに関しては、クラウド活用による「所有から利用へ」の変化が既に始まっている。さらに、昨今ではワープロ、表計算、プレゼンテーションなどの「オフィスアプリケーション」についても、従来のパッケージ購入とは異なる新しい購入形態が登場し始めた。
「IoT(Internet of Things)」は今最も注目を集めているIT関連キーワードの一つだ。最近はテレビのニュースでも取り上げられ、冷蔵庫、フライパン、ルームライトなどといった様々な「モノ」がネットワークにつながり、ヒトの話す言葉を理解しながら、近未来的な生活シーンを実現する姿が紹介され…
クラウドは既にシステム導入/運用における主要な選択肢の一つになった。しかしながら、「コストを削減できるのか?」「セキュリティ面の心配はないか?」といった素朴な疑問の声も依然として多い。そこで今回は、こうした疑問に対してクラウドを導入済みのユーザー企業はどう考えているのかを、調査結果を元に探っていく…
2015年はIT活用に関する新たなキーワードが数多く登場した年だった。2016年はそうした新たなITの活用形態が発展・融合していく年になると予想される。2016年の初回は、そうした数多くのキーワードの中でも、企業における「ワークスタイル(働き方)」に影響を与える可能性が高い3つのキーワードを元に、…
ワークフローは物品購入や出張旅費精算などにおける申請/承認処理を効率化する手段として、既に多くのユーザー企業で利用されている。だが、最新の調査結果を見ると、より広範な業務を対象とした新たなニーズが生まれつつあることが分かる。そこで今回は、「ユーザー企業はワークフローを今後どう捉えていくべきなのか?…
2014年から2015年にかけては、Windows XPやWindows Server 2003のサポート終了などに伴うOSやハードウエアの入れ替えが相次いだ。PCとサーバー双方の対策が終わり、一息ついているユーザー企業もあるだろう。だが、アプリケーションについても重要なサポート終了対策が残ってい…