ITの世界では日々新しいキーワードが生まれ、それに関連する先進的な事例が紹介されている。「クラウド」「ビッグデータ」「IoT(Internet of Things)」など、「やっと覚えたと思ったらまた新しい用語が登場して大変…」と感じる方も多いのではないだろうか?

 そこで本稿では上記に挙げたIT関連キーワードをユーザー企業は実際にどうとらえているのかを尋ねた調査データを元に、現在最も注目を浴びている分野の一つ、「IoT」の取り組みを成功させるための要件を探っていくことにする。

「クラウド」「ビッグデータ」と「IoT」の違い

 以下の3つのグラフは、年商500億円未満の企業1300社に対して、「クラウド」「ビッグデータ」「IoT」の3つのIT関連キーワードに抱く印象を尋ねた結果である。アンケートは2015年と2016年の2回に亘って実施、その変化を比較した。各用語の定義と合わせて紹介する。

『クラウド』
 ハードウエアやソフトウエアといったIT資産をユーザー企業が所有することなくサービスとして利用する形態、またはそれを実現する仕組みを指す。

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