エンタープライズアプリケーション

ノーク岩上の調査データに見る賢いIT選び

第49回 3大キーワードと“逆転の発想”による新しいワークスタイルの可能性

2016/01/18

岩上 由高=ノークリサーチ シニアナリスト

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 2015年はIT活用に関する新たなキーワードが数多く登場した年だった。2016年はそうした新たなITの活用形態が発展・融合していく年になると予想される。2016年の最初となる今回は、そうした数多くのキーワードの中でも、企業における「ワークスタイル(働き方)」に影響を与える可能性が高い3つのキーワードを元に、そこから見える将来像を考えていくことにする。

2016年に注目すべき3つのキーワード

 2016年に注目したいと筆者が考えるキーワードとは、「テレワーク」「シェアリングエコノミー」「クラウド」である。まずはこれらの言葉の定義を簡単に確認しておこう。

【テレワーク】
ITを活用することにより、時間や場所の制約を極力受けない働き方を実現する取り組み

【シェアリングエコノミー】
何らかの仲介サービスを通じてモノやスキルを他者と共有することで成立する経済活動

【クラウド】
ユーザーがIT資産を自ら所有せず、サービスとして利用する形態

 これらはいずれも、地方企業や中小企業がビジネスを展開しIT活用を進める上での障壁を軽減する意味を持つ取り組みでもある。既に成果が出ている事例も多いが、今後、さらに多くの企業にとって有効な施策となるためには、さらなる工夫が必要になるだろう。

 どのような工夫が必要になるのかを探るため、まずはこの3つのキーワードに関する取り組みの現状と課題を見ていくことにする。その上で、これらを別の角度から俯瞰すると見えてくる新たな可能性について考えたい。

いまだIT業界色が抜けないテレワーク

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