事例
目次
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Android搭載端末で発券システム構築
専用システムより安価、機能拡張も容易
来店客にボタンを押してもらって番号札を発行し、順番になると番号を呼び出して顧客対応を行ういわゆる「発券システム」。同システムを、Android搭載スマートフォンを中心にして構築した企業がある。神奈川県と東京都に携帯電話ショップを構えるシステムステーションだ。
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業務移管先の中国でシンクライアント、低遅延求めてWANを刷新しアクセス冗長化も
JCBは2010年12月、中国大連市と日本にある同社のデータセンターとの間でシンクライアント環境を構築した。顧客情報を国外に持ち出さずに中国から利用できるようにするために、端末にデータを残さない仕組みが必要だったからだ。シンクライアントの導入規模は約100台。
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スマホで査定時間を3~4割短縮
買い取りネットワークの拡大効果も期待
中古車チェーン大手のカーセブンディベロプメント(東京都中央区)は2011年4月、スマートフォンを利用した中古車査定の新システムを稼働させた。電話やファクス、電子メールを使った従来の方法と比べ、査定時間を3~4割短縮できる。当初は直営店のみで導入していたが、6月から全100店舗のフランチャイズチェーン…
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システム基盤や交通費精算をクラウド化
システム基盤および交通費精算システムのクラウドサービスをそれぞれ導入した。どちらのサービスもNECが提供している。システム基盤のサービスでは、同行のデータセンターに、NECが所有するブレードサーバーやストレージ装置などのハードウエアを設置。同行専用のサービスとして利用する。
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人事・給与システムを刷新
業務効率がアップ、人材交流の活性化も
オートリブが人事・給与システムを刷新し、効果を上げている。1つは、従業員約1600人を対象とする人事・給与業務の効率化。5つの事業所ごとに異なる人事・給与制度を統一し、新しい情報システムで統合的に運用できるようになった。もう1つは、人材交流の活発化である。
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容器デザインにマッピングソフト活用
試行錯誤の経緯をビジュアルに記録
ライオンの研究開発本部包装技術研究所は、洗剤などの日用品の商品パッケージの設計プロセスに、マインドマップ状のマッピングソフトを活用している。2011年4月から同研究所の設計解析センターで利用を始めた。設計過程に生まれたアイデアや、意思決定のプロセスをビジュアルで記録に残すことで、採用しなかったアイ…
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データ爆発対策で可視化システムを導入
ソニー損害保険は、ファイルサーバーのデータ爆発を防ぐための可視化システムを導入した。増え続けるデータを自動監視し、削除すべきファイルを迅速に発見するのが狙い。
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84台のサーバーを仮想化で8台に統合
グループで所有する84台の物理サーバーを仮想化技術を使って8台のサーバーに統合する。運用管理コストの削減が主な狙いだ。2010年末からサーバー統合を開始し、2011年中をメドに全ての統合を完了する。
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1万2000人がSaaSグループウエア利用
グループ企業の従業員など約1万2000人が利用する電子メールとスケジューラーに、SaaS(Software as a Service)型グループウエアを導入した。従来はメールとスケジューラーを自前で構築していたが、SaaSに変更してコストを抑える。
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250台のサーバー対象にクラウドへ移行
約250台のサーバー上で動作するシステムを対象とした統合共通基盤を、クラウドコンピューティングとして構築。2011年3月から6月にかけてシステムを移行する。
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グループ全体のBIシステムを構築
子会社や関連会社を含めたグループ全体の経営情報をまとめ、可視化して分析するためのBI(Business Intelligence)システムを構築した。世界各地にある現地法人からも情報を集める。
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キャンペーン設計をシステムで効率化
販促キャンペーンの設計作業を支援するシステムを構築した。システム構築には、キャンペーン支援機能を持つSASInstitute Japanの「SAS Campaign Management」を用いた。
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フェイスブックと割引で“自粛”打破狙う
低迷する東海道新幹線に個人旅行者を呼び込む
東海旅客鉄道(JR東海)は2011年4月13日から、大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス「facebook(フェイスブック)」上で東海道新幹線の販促ページ(Facebookページ)の運営を開始した。東日本大震災後の観光需要の低迷に歯止めをかけ、個人旅行者を引き留めるのが狙いだ。
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スケールアウトで拡張可能なDWHを導入
携帯電話向け音楽配信サイトを運営するレコチョクは、データウエアハウス(DWH)を活用したマーケティング活動を支援する新システムを構築した。
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要の開発システムにCisco UCS採用、仮想化とネット統合で柔軟な運用実現
株式などの金融商品取引サービスを提供するカブドットコム証券は、金融システム/アプリケーション開発用として新たな仮想化環境を構築して運用を開始した。最大の特徴は、国内では導入例が少ない米シスコの「Cisco Unified Computing System」を導入したこと。
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ECサイトのページビューが2割アップ、売り上げ増にも寄与
バックエンドの通販システムも年内刷新
2010年3月に刷新した高島屋のECサイト「高島屋オンラインモール」が着実に効果を上げている。SEO(検索エンジン最適化)対策などでページビューが2割ほど向上。刷新後2011年3月まで、ECサイト経由の売り上げが前年同月の実績を上回り続けている。
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フェイスブック連動の着こなし自慢サイト開設
1カ月で6万件の「いいね!」を獲得
ファーストリテイリング傘下のユニクロは2011年3月中旬までに、同2月に開設したフェイスブックと連動するファッションのコミュニティーサイト「UNIQLOOKS」で、1カ月間に約6万件の「いいね!」を獲得したことを明らかにした。
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15年使ったグループウエアをリプレース
15年間利用してきた「Lotus Notes/Domino」を、Webベースのグループウエア「ArielAirOne Enterprise」に置き換える。ArielAirOne Enterpriseはバージョンアップ時に互換性がほぼ保たれる点を評価した。
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Web/メールセキュリティにクラウド活用、Gumblar対応を教訓に方針転換
出光興産は2010年春、メール送受信とWebアクセス用のセキュリティシステムを刷新した。自社サーバーで実施していたウイルスチェックやフィルタリングなどの処理を、IIJが提供するクラウド型セキュリティサービスで実施する形に改めた。
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不満の声を文字に全変換して解析
テキストマイニングでクレーム情報を仕分け
医療事務受託や介護、教育事業を手がけるニチイ学館が、コールセンターに寄せられる顧客の声を分析する体制を強化している。音声をテキストデータに全変換するツールと、文字や単語の出現頻度と傾向を解析できるテキストマイニングツールを導入。2011年4月に本格運用を開始する。