事例
目次
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OpenFlowで新棟の異種ネットを統合、運用コスト抑制と業務効率の改善狙う
北陸医療圏の中核病院である金沢大学附属病院は、新築したばかりの臨床研究棟のネットワークにOpenFlowを採用し、2012年4月1日に稼働させた。組織内ネットワークでOpenFlowを適用する例は、世界的に見てもまだ珍しい。
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iPadを全79店に導入して接客強化へ
生花店の「青山フラワーマーケット」を全国に展開するパーク・コーポレーション(東京都港区)は2012年内をメドに、米アップルのiPadの試験導入を終え、本格採用の可否を判断する。全国に79店舗ある青山フラワーマーケットの全店に導入する意向だ。
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営業職員にWindowsタブレット4万台、常時接続で端末にデータ残さず
住友生命保険は2012年8月上旬までに、新しい営業職員用のスレートPC端末約4万台の配備を完了させた。4月から試験導入を始め、6月から7月にかけて順次全国の営業職員への配布を進めていた。現在、順調に稼働しており、営業職員が客先訪問時に持ち歩き、商談時に活用するようになっている。
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巡回警備にスマホ導入、異状を写真で報告
GPSと時刻記録で信頼度を上げる
工場などの警備を行うフロントフィールド警備保障(神奈川県厚木市)は、スマートフォンを使った警備日報作成システムを導入。2012年9月からTOTO茅ヶ崎工場での警備業務で利用を始めた。巡回するポイントごとにスマホの画面をタッチするだけで、時刻とGPSで取得した位置情報を入力。巡回が終わると日報を自動…
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経営統合で会計システムを刷新、基幹系は温存し「ハブ」でつなぐ
住宅設備機器大手のLIXIL(リクシル)は、会計システムを刷新。生産から販売までの収益状況を即座に把握できるようにした。新規導入した会計パッケージと既存の基幹系システムを「ハブ」を介してデータ連携することで開発期間を圧縮。経営統合から1年で本稼働に漕ぎ着けた。新システムはLIXILのグループ企業に…
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携帯電話650台をiPhoneに移行、社内グループウエアを利用可能に
ベアリング(軸受)などを製造する日本精工(NSK)は2012年7月、役職者や営業担当者などの社員約650人に「iPhone 4S」を配布し、それまで使っていた携帯電話をリプレースした。携帯電話同様に、iPhone 4Sから社内のメール/スケジューラを使えるようにした。
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接客用タブレット導入、店舗システムに活用も
オートバックスセブンは2012年8月から全国の店舗530店に、接客用ツールとしてタブレット端末の導入を始めた。店員が首から提げられる、あるいは持ち運びやすいといった利便性を重視して、画面サイズが7インチのパナソニック製業務用タブレット端末「BizPad」を採用。12年中に300店舗に1000台を導入…
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Androidスマートフォン約100台を導入、社内メールやファイルにリモートアクセス
清水建設は2012年5月、Androidスマートフォン約100台を営業担当者を対象に導入した。社外から社内メール、グループウエアのdesknet'sを利用できる。また社内のファイルサーバーにアクセスし、商談資料を参照できる。
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「渋谷ヒカリエ」に本社移転、スマホをBYODから企業導入へ
ディー・エヌ・エー(DeNA)は2012年4月に「渋谷ヒカリエ」に本社オフィスを移した。新オフィスのコンセプトは「社員がつながる アイデア創出型オフィス」。設備面とICT面で、従業員間のコミュニケーションを活性化させる様々な工夫を凝らしている。
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システムの過剰投資を解消、リーンスタートアップに弾み
オンラインレシピサービスのクックパッドが、同社のサービスインフラをクラウド「Amazon Web Services(AWS)」に全面移行した。サービスの利用動向には大きな季節変動があり、これまで過剰なIT投資を強いられていた。クラウドによりIT投資から解放されると同時に、試作を重ねながらサービスを…
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MR全員の携帯電話をiPhone 4Sに移行、勤怠管理がPC要らずに
製薬会社に対するMR(Medical Representatives、医薬情報担当者)の人材派遣やMR業務の請負を手がけるアポプラスステーションは2012年4月、同社に所属するMR全員に「iPhone 4S」を配布し、それまで使っていた携帯電話をリプレースした。
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高速化でストレスから解放、インメモリーDBに全面移行
スポーツ用品専門店のアルペンが、約20億円を投じて販売管理システムを刷新した。本社と約370店舗が利用するデータベース(DB)を、ハードディスク型からインメモリー型に切り替えたことが特徴だ。DBの開発ベンダーと共同でDBエンジンの機能を追加・改良したことで、店舗の生産性を高めつつ障害にも強い「スト…
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集金業務の支援にauスマートフォン導入、詳細な制御で安全性と利便性を両立
さわやか信用金庫はスマートフォンで渉外担当者の集金業務を支援するシステムの導入を進めている。2012年4月に端末の配布を始め、450人の渉外担当者への展開を終えた。端末はKDDI(au)のAndroid機だ。
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米国発の社内SNSでナレッジ共有
500人規模でYammerを使い、部署を活性化
ガリバーインターナショナルが米国発の社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って、全社や部署ごとのナレッジを共有し始めた。日経情報ストラテジー主催のセミナー「CIO養成講座」で2012年5月25日に講演した、CIO(最高情報責任者)であるガリバーの許哲執行役員が明かした。
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スマホとLTE端末でモバイル二刀流、MRなど約5000人で9000回線
2005年4月に山之内製薬と藤沢薬品の合併により誕生したアステラス製薬は、MR(医療情報担当者)を中心にモバイル環境の整備を積極的に進めている。そして2011年7月、Androidスマートフォンの「GALAXY S」とパソコンにUSB接続して使うLTE対応データ通信端末「L-02C」を全社的に導入…
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保険のニーズ喚起ができるアプリ
7種類を代理店に提供
損保ジャパンは4月から代理店向けにタブレット端末で保険ニーズ喚起ができる7種類のアプリなどの提供を始めた。従来は保険商品の全体像を説明するチラシや商品パンフレットといった資料はあったものの、代理店によって得意分野や商品知識などが異なり契約も左右されやすかった。タブレット端末向けのアプリを活用すれば、…
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「ドライゼロ」ヒット支えた社内コンペ
BIツールで顧客の声を徹底分析
2012年2月にアサヒビールが発売したビールテイスト清涼飲料(ノンアルコールビール)「アサヒドライゼロ」の売れ行きが好調だ。4月10日に累計販売箱数100万箱に達し、2012年12月までの販売目標を当初計画の300万箱から、約3割増となる400万箱に上方修正した。同製品の開発に当たっては徹底した顧客…
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クラウド利用でグループウエアを統合、システム共通化とコスト削減を実現
大手鉄鋼メーカーのJFEスチールは、2011年からグループウエア統合に着手している。現在、全国の拠点への展開を推進中だ。グループウエアとしては、KDDIが提供するクラウドサービス「KDDI Knowledge Suite」を採用した。従来、拠点や組織ごとにバラバラに構築・運用していたスケジューラー…
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3万6000の代理店がタブレット導入へ
6.5kgの紙資料が700gに
三井住友海上火災保険は2012年6月までをメドに、専用アプリケーションを搭載したタブレット端末を販売代理店向けに2000台配布する。2012年9月末までを試用期間と位置付け、その結果を踏まえて、全国に約3万6000ある代理店への全面導入を検討する。営業職員は最大で6.5kgにもなる商品のパンフレット…
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仮想デスクトップを導入して基幹系PC撤去、住民情報のBI分析も開始
豊島区は2012年1月、同自治体が進めている基幹システムのオープン化によって新たに可能になった新システムとして、職員のノートPCから基幹システムを安全に利用するためのVDI(仮想デスクトップ)環境と、基幹システムで管理している住民情報を職員みずから分析できるようにするBI環境を、ともにカットオーバ…