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Q1の米国パソコン市場はマイナス成長,世界市場は3.5%増で過去最低の伸び米Gartner GroupのDataquestが米国時間4月20日に,2001年第1四半期における世界パソコン市場について調査した結果の速報を発表した。 2001年第1四半期における米国市場のパソコン出荷台数は3.5%減少し,予測を下回った。米国市場の状況は世界のパソコン市場にも影響を及ぼし,世界市場のパソコン出荷台数は3250万台で,前年同期比3.5%増にとどまった。 「米国経済減速の影響は,他の地域の低い伸び率として表れ始めている。3.5%という世界市場の増加率は我が社が統計を取り始めてから最も低い数字である」(Dataquest社Computing Platform Worldwideグループ主席アナリストのTodd Kort氏)。 米Dell Computerが世界市場のシェア12.8%を占め,首位を獲得した。現在のパソコン部品の余剰がDell社の首位躍進を助けることになった。同社はサプライ・チェーン能力をいかし,他のメーカーに先駆けて,部品価格の低下を本体価格に反映した。米Compaq Computerは成長率がほぼゼロ,市場シェア12.1%で2位に転落した。上位メーカーのうち,世界市場と米国市場の両方でプラスの成長率を達成したのはDell社と米IBMの2社のみだった。 ■表1 2001年第1四半期における世界市場のメーカー別パソコン出荷台数(速報値/単位:1000台)
注:数値はデスクトップ・パソコン,ノート・パソコン,サーバ機を含む。 出典:Dataquest社(2001年4月) 米国のパソコン市場に影響を及ぼした主な原因は経済状況だが,2000年第4四半期から始まった在庫のだぶつきも一因となった。 Dell社は米国市場で23%のシェアを獲得しリードを広げた。Compaq社と米HP(Hewlett-Packard)はいずれも過剰在庫の影響を受け,シェアを減らした。米Gatewayもシェアを縮小した。Gateway社はハードウエアに付随するサービスよりもハードウエアの利益率を高める戦略へ見直しを図っている。 ■表2 2001年第1四半期における米国市場のメーカ別パソコン出荷台数(速報値/単位:1000台)
注:数値はデスクトップ・パソコン,ノート・パソコン,サーバ機を含む。 出典:Dataquest社(2001年4月) 「部品在庫が需要とバランスが取れるようになったとしても,米国市場と一部の欧州市場での飽和状態という問題はすぐには解消しないだろう。メーカーも業界も売り上げを確保する方法を見いだす必要がある。パソコン・メーカーのほとんどは飽和状態を認識しているが,実績のある製品やマーケティング手法を大幅に見直そうとはしない。対策としては世界的な市場拡大で十分だ,と大方がみている」(Dataquest社Computing Platform Worldwideグループ主席アナリストのCharles Smulders氏)。
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