米3Comが米国時間2月26日に,大規模な人員削減計画を明らかにした。常勤と非常勤の従業員を対象に,全従業員の13%にあたる約1200人を解雇する。

 1200人のうち,常勤(フルタイム)は約900人。「米国経済の失速と通信業界の混乱を考慮し,世界規模のコスト削減計画に取りかかると2000年12月に発表した。我が社のリソースを重要な事業に集中し,市場における勢力の拡充と収益の増加を図る」(3Com社社長兼CEOのBruce Claflin氏)。

 3Com社は「今回の措置をコスト効率化の第1ステップとし」,従業員,自由裁量の経費,製品コスト,施設内の資産に関するコスト削減計画を引き続き検討するという。

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