米Microsoftのインターネット事業MSNは,慈善団体であるアメリカ義勇軍(VOA:Volunteers of America)の貧しい人々を支援する活動Sidewalk Santaに義援金を送る。Microsoft社が米国時間11月26日に明らかにしたもの。同社は,感謝祭(11月の第4木曜日)からクリスマスの期間中(ホリデー・シーズン),MSNのオンライン販売サイトMSN Shoppingで検索機能「Shopping Search」が1回実行されるごとに25セントをVOAに寄付する。

 同社が引用したJupiterResearch(米Jupitermediaの一部門)の調査結果によると,2004年のホリデー・シーズンにおけるオンライン・ショッピング支出額は216億ドルで,前年に比べ19%増えるという。「(街頭募金を行っている)Sidewalk Santasにこれまで寄付していた人の多くは,ショッピング・モールに出かけず家で買い物を済ませるようになり,寄付する機会を失ってしまう。そこでMSNは,Sidewalk Santasに最大2万5000ドルを送る」(同社)

 さらにMSN Shoppingでは,ユーザーが直接VOAに寄付できるようにするため,同団体のWebサイトへのリンクも設ける。

◎関連記事
「カスタマ・サービスの顧客満足度,オンラインが実店舗を上回る」,米調査
「2004年オンラインのホリデー・ショッピング,11月第2週に訪問者が60%増加」,米調査
「2004年のクリスマス支出,消費者の予算は縮小だがオンライン支出は拡大」,米AOL
「米国消費者の過半数がホリデー・ショッピングのリサーチにオンラインを利用」,米調査
「2004年ホリデー・シーズンのオンライン支出,欧州が130億ユーロで米国を3億ユーロ上回る」,米調査
「2004年ホリデー・シーズンのオンライン支出,前年比23~26%成長する」,米調査
「2004年のホリデー・シーズン,オンライン支出は前年比19%増の216億ドル」,米調査
「2004年に政治献金する米国消費者の半数近くがオンライン寄付を予定」,米調査

[発表資料へ]