「今年のホリデー・シーズン最初の週末は,クレジットカードのトランザクション件数が昨年と比べて9.29%増加した」。米MasterCard Internationalは米国時間11月28日に,ホリデー・シーズンのショッピングに関する調査結果を発表した。

 MasterCard社は,サンクス・ギビング・デー(11月25日)から土曜日(11月27日)の夜にかけて,6420万件のクレジットカード認証を処理したという。昨年のサンクス・ギビング・デーを含む週末における処理件数は5870万件だった。

 ちなみに,「1年のうちで最もショッピングが盛んな日」とされているサンクス・ギビング・デー翌日の金曜日(ブラック・フライデー)は,クレジットカード処理が3510万件を超えた。昨年のブラック・フライデーの処理件数3180万件と比べ10.1%の増加である。

 また,米メディアの報道(CNET News.com)によると,米Visa USAがブラック・フライデーに処理したクレジットカード取引による購買総額は41億ドルで,昨年と比べ15.5%増加したという。「今年は良いホリデー・シーズンになると楽観視している。しかし,最高のホリデー・シーズンになるかどうかを判断するのはまだ早い」(Visa社広報担当のPaul Cohen氏)

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