米AT&Tは米国時間8月19日,消費者向けVoIPサービス「CallVantage Service」の拡張について発表した。新たに7州の21市場で同サービスを展開する。
新たにサービスの提供を開始する地域は,ルイジアナ州ニューオーリンズおよびバトンルージュ,ニューメキシコ州アルバカーキ,ネバダ州ラスベガス,オクラホマ州オクラホマシティ,サウスカロライナ州グリーンビルおよびコロンビアのほか,アリゾナ州ツーソン,コロラド州コロラドスプリングス,フロリダ州デイトナビーチ,ペンシルバニア州ハリスバーグ,テネシー州メンフィスなど。
「2004年3月下旬に始まって以来,CallVantage Serviceのサービス提供範囲は,39州およびワシントンDCの主要な121市場に及ぶ」(AT&T社Internet Telephony部門上級バイス・プレジデントのCathy Martine氏)
またCallVantage Serviceでは,米国からカナダへの通話を,国内無制限通話の対象内としてかけられるようにした。さらに,月額利用料34ドル99セントのところ,最初の半年間を月額19ドル99セントで提供する特別キャンペーンの締め切りを2004年9月30日まで延長する。
ちなみに米メディアの報道(CNET News.com)によると,AT&T社は複数のケーブル事業者とCallVantage Serviceに関するマーケティング契約を結んでいるという。同サービスについて問い合わせた消費者が広帯域接続をまだ利用していない場合,米Comcast,米Time Warner Cable,米Cox Communicationsなどの接続サービスを紹介する。
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