任天堂は，2つの画面を搭載する携帯用ゲーム機「Nintendo DS」（開発コード名）のリリース計画を米国時間5月6日に発表した。同社は，5月12日～14日にカリフォルニア州ロサンゼルスで開催される2004 Electronic Entertainment Expo（E3）でNintendo DSを紹介し，2004年中に発売するとしている。
同社によると，これまで米THQ Wireless，米Electronic Arts，米Activision，米Atari，Ubisoft社，米Majesco Games，カプコン，セガ，コナミ，ハドソン，ナムコ，バンダイ，コーエー，スクウェア・エニックスなど，世界各地の100社以上のゲーム・メーカーがソフトウエア開発キットを入手し，Nintendo DS用ゲームの計画を進めているという。
「多くのゲーム・メーカーが我々と同じくNintendo DSに創作意欲を沸かせているようで，うれしく思う。こうしたメーカーが創造性を発揮することにより，“任天堂が業界のなかでも特に革新的な企業である”という認識が深まるだろう」（任天堂の米国法人Nintendo of Americaマーケティング＆企業コミュニケーション担当上級副社長のGeorge Harrison氏）
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