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「2004年のITアウトソーシングは細分化へ,小規模ベンダーにチャンス」,米調査「今後,アウトソーシングは特定の業務ごとに契約が細分化され,これまでのような数百万ドル規模で長期間にわたる丸投げ状態の契約は減少する」。米Gartnerは米国時間2月19日,アウトソーシングに関する調査結果を発表した。 アウトソーシング契約の細分化は,特に小規模のベンダーにとって吉報だ。Gartner社マネージング・バイス・プレジデントのLinda Cohen氏は「細分化により契約件数そのものが増えるため,多くの小規模ベンダーに新たなビジネス・チャンスが生まれる」と語る。 一方,大規模ベンダーは主力サービスのマーケティングと,業務価値の差別化を行なう必要があるという。「具体的には,業績に応じた価格設定を行うなど,リスクを考慮した提案を行なう必要がある」(同氏) 2004年はアウトソーシングを行なう企業が増加するものの,これらすべての企業でアウトソーシングを適切に導入・管理するための体制が整っているわけではない。Gartner社は,アウトソーシングの契約にあたって,最高責任者レベルが協力し,一致した事業目標を確立する必要があるとしている。 2004年のアウトソーシングは主にIT,人事,顧客サービス,財務,会計,調達などの分野が引き続き成長する。これらはかつて企業の中核領域だったが,企業が社内で処理する業務と外注する業務を明確に区分するようになった結果,サポート・サービスとしてアウトソーシングする企業が増えているという。 ◎関連記事 [発表資料へ] |