米CoolSavingsは,ホリデー・シーズンに関する調査結果を米国時間12月11日,発表した。それによると,消費者の70%が「今年のホリデー・シーズンは,過去数年より予算を抑える」と回答している。

 調査は,10月6~9日にかけて,1716人を対象にオンラインで実施したもの。

 「今年のホリデー・シーズンは,消費者がこれまで以上にオンラインの特売やクーポンを活用しており,少ない予算で多くの物を買おうとしている。オンライン販売が昨年に比べて伸びている要因は,オンライン・サイトで多くの割引を実施しているからだ」(CoolSavings社,会長兼CEOのMatt Moog氏)

 また,「今回のホリデー・シーズンに宝くじが当たったらどうしますか」という問いに対し,消費者の30%が「親しい人の借金を返してあげる」,28%が「現金を分けてあげる」と現実的な回答が目立つ。その他の回答は,「家を買う」が17%,「バケーションに使う」が12%,「教育費用にあてる」が7%,「車に使う」が6%だった。

◎関連記事
「米消費者の75%は“クリスマスが近づくにつれ物価が上昇”と実感」,米社の意識調査
ホリデー・シーズンのプレゼント予定を米社調査,「ゲーム機の首位は『PS2』で2位は『Xbox』」
「2003年のホリデー・シーズン,特に玩具/ビデオ・ゲーム・サイトが幸先のいいスタート」,米Nielsenの調査
「米国人の54%が昨年のホリデー・シーズンのクレジットカード負債を未だに払い続けている」,増大するホリデー支出に米MSNがショッピングのアドバイス
「2003年10月の米国WWWサイト・ランキング,早くもホリデー・シーズンのショッピング開始か」,米調査
「米国人の34%が感謝祭の翌日にショッピングを予定,予算は平均1086ドル」,米調査
「2003年10月の米国WWWサイト・ランキング,早くもホリデー・シーズンのショッピング開始か」,米調査
「2003年のホリデー・ショッピング,オンラインの支出は21%増の170億ドルに」,米調査

[発表資料へ]