米Aberdeen Groupが米国時間10月2日に，PDA（personal digital assistant）市場に関する調査結果「Mobile Handheld Devices: Enabling Enterprise Communications and Data Management」を発表した。それによると，2005年にPDAの出荷台数は約3900万台にのぼり，売上高は66億ドルに達するという。
「PDAは現在まで消費者市場で普及してきたが，今後は企業による購入が市場の成長をけん引する。2005年には米Microsoftの『Pocket PC』がPDA向けOSの主流となる」（Aberdeen社Isaac Ro氏）。
調査対象とした企業には，米Agenda Computing，米AirSpeak，カシオ計算機，Compal PMCC社，米Compaq Computer，富士通の米国法人Fujitsu PC Corporation，米HandEra，米Handspring，米Hewlett-Packard，日立製作所の米国法人Hitachi America，Mainstreet Networks社，米Microsoft，米Palm，カナダのResearch in Motion，韓国のSamsung Electronics，ソニーの米国法人Sony Electronics，英Symbian，米Symbol Technologiesなどが含まれる。
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