米Microsoftが,インターネットベースのサービス「Windows Live」の一環としてドメイン・ホスティング・サービス「Windows Live Custom Domains」(ベータ版)の提供を開始した。

 Windows Live Custom Domainsは,ユーザーが既に所有しているドメインを使い,電子メールとインスタント・メッセージング(IM)のホスティングを行う。電子メール用アカウントは20個設定でき,アカウントごとに最大250Mバイトの保存領域を割り当てる。Webメール機能も提供するので,メールの読み書きはWebブラウザでも行える。

 スパム・メール防止技術「Microsoft SmartScreen Technology」によるフィルタリングが利用可能で,ウイルスの検査/除去機能も備える。IMサービス「MSN Messenger」やブログ・サービス「MSN Spaces」に対する容易なアクセス手段も設けるという。

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[Windows Live Custom Domainsサイト]