総務省は12月14日、4G(第4世代移動体通信)向けの周波数割り当てについて、周波数帯の利用権を競売にかける電波オークション(周波数オークション)を実施する方針を示した。2011年の次期通常国会にも改正電波法案などを提出する見込みだ。これまでの動きを振り返る。
「4Gは電波オークション」の方針決定
700M/900MHz帯は電波オークション見送り
「LTEに周波数100MHz拡大」など700M/900MHz帯割り当て方針決まる
2010年10月までの議論
「周波数の平等割り当てを」イー・モバイルが900MHz帯の優先割り当てを要望
「700/900MHz帯の再編に電波オークション導入を検討」と内藤副大臣
電波利用料の基本方針を公表、「電波オークションを議論すべき」
2010年4月から具体的な検討
イノベーションに向けたIT政策を提言、日本もフェアユース精神を重視せよ
電波利用料の検討始まる、放送事業者の負担額や電波オークションを議論
民主党政権が検討積極化
[原口総務大臣]通信・放送融合法制は「一部で議論は必ずしも十分ではない」
[原口総務大臣]周波数オークションの導入は「慎重に検討する」
日本版FCCや電波オークションをあらためて明記、民主党がマニフェスト原案