インタビュー
目次
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データ分析の第三の波、「分析の拡張」を採り入れられる企業の条件とは
近年、ビジネスの環境が複雑化している中で、ビジネスの現場ではデータ分析の専門家でなくても多様な分析/解析結果を読み解く能力を求められようになった。その一方で扱うデータ量は増え、解析処理の規模が大きくなっており、従来のマニュアル型の対応では限界がある。
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社内コミュニケーション活性化でビジネス拡大、ガートナーが提唱する意識改革
「顧客の体験(エクスペリエンス)向上の取り組みと同じように、企業は社内コミュニケーション基盤の改善を考えるべき」――。米ガートナーのシニアディレクター アナリストとして従業員の効果的な働き方などで企業に助言するギャビン・テイ氏は語る。これまで企業が後回しにしていた社内コミュニケーションに意識改革が…
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クラウド基盤戦略に欠かせない「統合」の視点、ガートナーのヴィンセント氏に聞く
米ガートナーでアプリケーションのプラットフォームを担当するシニア ディレクター アナリストのポール・ヴィンセント氏に、企業がクラウドの活用で直面している課題とクラウドプロバイダーの動き、そして新たなビジネスを展開するために必要となるクラウドプラットフォームの考え方を聞いた。
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オラクルDBは「自動運転車」、AWSのRDSはオートマチック車程度
米オラクルは「自律化(Autonomous)」をコンセプトに、データベース(DB)クラウド「Oracle Autonomous Database」の拡充を急いでいる。2019年2月にリリースしたDB最新版「Oracle Database 19c」でも自律化機能を強化。開発担当者に最新動向を聞いた。
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「粗々だからいいんだよ」、パナ樋口氏が招いたCDOの改革術
パナソニック コネクティッドソリューションズ社 常務 CDO/CIO 榊原 洋 氏
パナソニックの社内カンパニーで、BtoB事業を手がけるコネクティッドソリューションズ社。同社の樋口泰行社長から招かれ、2018年12月に入社したのが榊原洋常務CDO/CIOだ。2人は日本マイクロソフト在籍時に社長と補佐の関係だった。榊原氏は自らの役割を「部下の蓋を取ること」と語る。
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AWS WAFは運用に注意、国産WAFベンダーが警鐘
サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 大野暉氏、取締役CTO 渡辺洋司氏
セキュリティーサービスを提供するサイバーセキュリティクラウド(CSC)によると、米アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services、AWS)のWebアプリケーションファイアウオール(WAF)サービス「AWS WAF」は運用上の注意点がいくつかあるという。
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AI使いPCの故障前に計画修理、日本HPがデバイス管理機能を拡張
日本HP 九嶋俊一専務執行役員パーソナルシステムズ事業統括
日本HPは機械学習技術などを使った法人向けの予測分析型デバイス管理サービス「HP TechPulse プロアクティブ管理」を2018年12月13日に拡張した。九嶋俊一専務執行役員パーソナルシステムズ事業統括にサービスの特徴や、拡張によるユーザー企業にとっての利点を聞いた。
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ACコンセントが足りない、モバイルバッテリーメーカーが示した解決策
米オムニチャージ(Omnicharge) CEO ジェイソン・ウォン氏
米オムニチャージ(Omnicharge)は、機能の多さが特徴のモバイルバッテリーと関連ソリューションを提供するメーカー。同社は電源の確保に課題を抱えるユーザーに対し、どのような解決策を提供していくつもりなのか。ウォンCEOに聞いた。
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段ボールレスと売れ筋常時載せ、楽天が目指す物流
楽天 執行役員 コマースカンパニー ロジスティクス事業ヴァイスプレジテント 小森紀昭氏
楽天が西友と共同でEC(電子商取引)サービス「楽天西友ネットスーパー」を本格的に開始してから約1カ月が経過した。楽天のコマースカンパニー ロジスティクス事業ヴァイスプレジテントの小森紀昭執行役員に話を聞いた。
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ハイパーコンバージドを超える「キネティック」とは? 米デルEMC担当者に聞く
米デルEMC サーバー&インフラストラクチャ ソリューション担当 プロダクトマーケティング ディレクター ジョナサン・セクラー氏
米デルEMCは、「キネティックインフラストラクチャー」というITインフラに関する新しい概念をアピールしている。その狙いなどを、サーバーとインフラのソリューションを担当するセクラー氏に聞いた。
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なぜ海賊版サイトの中継を止めないのか、米クラウドフレアに聞く
米クラウドフレア 公共政策統括 アリッサ・スターザック氏
米クラウドフレアは日本を含む各国の法執行機関の要請や命令に、どう対峙する方針なのか。クラウドフレアで公共政策を統括するアリッサ・スターザック(Alissa Starzak)氏に話を聞いた。
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クラウド対策を迫られる中堅中小企業、「一人企業」にも伴走する---デルのブライアント氏
PC直販スタイルで成長を遂げた米デル。2015年の米EMCの買収など、パソコンにとどまらないITソリューション全体をビジネス領域としている。デルでスモールビジネス事業を担当するフィル・ブライアント氏(グローバルコンシューマー&スモールビジネス事業担当 プレジデント兼ゼネラルマネージャー)に、中堅中…
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16年ぶりに独立するSUSE、「オープンなOSS会社」として飛躍の好機
独SUSE ピーター・リース チーフテクノロジスト兼セールスエンジニアリングディレクター
Linuxを主軸とするOSS(オープンソースソフトウエア)ベンダーの独SUSE(スーゼ)が2019年初頭にも独立会社となる。老舗ベンダーの同社は2003年以来、子会社として活動していた。独立会社となるのは16年ぶりだ。
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チャットボットはカスタマサポートを駆逐せず、専業事業者が見る未来
Zendesk 藤本 寛 社長
チャットボットとのやり取りで問題が解決するようになれば、カスタマサポートの世界が大きく変わる。ただしZendeskの藤本寛社長は、「カスタマサポートの意義はもっと深いところにある」と語る。
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Wi-Fiセキュリティ規格WPA3は世代交代だ、KRACK対応だけが目的ではない
Wi-Fi Alliance マーケティング担当バイスプレジデント ケビン・ロビンソン氏
無線LAN機器に関する相互接続の認定プログラムの策定や推進などの活動を進めている業界団体、Wi-Fi Allianceは2018年6月、最新のセキュリティ規格であるWPA3を発表した。この規格はどのような特徴を持ち、いつ頃から本格的な普及が始まりそうか。マーケティング担当バイスプレジデントのケビン…
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もうCADの会社と呼ばないで、ダッソー山賀社長
ダッソー・システムズ 代表取締役社長 山賀裕二氏
3D CADソフト「CATIA」の開発を手掛ける仏ダッソー・システムズの業績が好調だ。2017年11月から日本法人の舵取りを任された山賀裕二社長は日本IBMや日本マイクロソフト、セールスフォース・ドットコムの幹部を歴任した経験を生かし、営業体制の強化を急ぐ。
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日立や日産も採用、AI時代の学習システムとは
米コーナーストーンオンデマンド マーク・ゴールディンCTO(最高技術責任者)
AI(人工知能)の進化は、企業の人材戦略に変化を迫っている。企業が生き残り、成長するために、今後どんな人材を確保していくべきなのか。タレントマネジメントや学習管理システムを手掛ける米コーナーストーンオンデマンドのマーク・ゴールディンCTOに聞いた。
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犯罪がサイバー領域に移行、愉快犯は減ってプロ化が進行中
米サイバーリーズン リオール・ディブCEO兼共同創業者
AIを活用した企業向けサイバー攻撃対策プラットフォームを手掛ける米サイバーリーズン。リオール・ディブCEO兼共同創業者はイスラエル国防軍8200部隊(諜報機関)の出身。近年のサイバー攻撃の傾向や今後の見通しなどを聞いた。
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元F1レーサー中嶋悟が語る「百分の1秒の戦い」制すデータ活用
有限会社中嶋企画 代表取締役社長 中嶋悟氏
「中嶋悟(なかじま・さとる)」と聞けば、かつてのF1レーサー時代の雄姿を思い出す読者も多いだろう。同氏は今、レーシングチーム「NAKAJIMA RACING」のオーナーとして全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)に参戦している。2018年7月7~8日には、静岡県の富士スピー…
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AIが再び冬の時代を迎えるのを回避、統計ソフト老舗のSAS幹部が提言
米SAS Institute COO 兼 CTO オリバー・シャーベンバーガー氏
データ分析ソフトの老舗である、米SAS InstituteのCOO(最高執行責任者)兼CTO(最高技術責任者)であるオリバー・シャーベンバーガー氏は「AI(人工知能)が再び『冬の時代』を迎えるのは何としてでも避けたい」と、熱狂するAIが一時的なブームに終わることを危惧する。