イベントレポート

  • ストレスをかけないDX、ワークマン流「しない経営」の正体

     「デジタル変革を成功させるためには、社員にストレスをかけないDX(デジタルトランスフォーメーション)であることが重要だ」――。ワークマンの土屋哲雄専務は、日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年9月17日に開催した「ITイノベーターズ会議」でこう力強く語った。

  • 「事業部門を巻き込む?それは愚問だ」、著名CIOが指摘するDX成功の勘所

     日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年6月9日に都内で開催した「ITイノベーターズ会議」では、「売り上げ拡大、CX向上に効くデジタル戦略」をテーマに日本を代表するCIO(最高情報責任者)やCDO(最高デジタル責任者)、有識者など約40人が議論した。ここで飛び出した注目発言をハイライトで紹介しよう。

  • 「優先すべきはX」、変革リーダーが危機感を抱くDXを巡る病

     「DX(デジタルトランスフォーメーション)が病気と化している」――。SOMPOホールディングスの楢﨑浩一デジタル事業オーナーグループCDO(最高デジタル責任者)執行役専務はこう警鐘を鳴らした。

  • DXの壁、先進企業のリーダーも悩む「あの課題」

     「DXで最も悩ましいことは?」――。日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年6月9日に開催した「ITイノベーターズ会議」。エグゼクティブメンバー(幹事会員)によるディスカッションでは毎回、その場で集計したアンケートを基に議論が繰り広げられる。今回、最も議論が熱を帯びたのが冒頭の問いだ。

  • 「歯磨きをよりイノベーティブに」、ライオン流DXの推進組織に2つの翻訳機能

     ライオンは売り上げ拡大や顧客体験(CX)を向上するため、自社で保有する口腔健康データとAI(人工知能)やデータ分析などの技術を組み合わせて、新たなオーラルケア事業の創出などに挑んでいる。そのために同社は2021年1月、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する組織「DX推進部」を立ち上げた。

  • RPAとERPの組み合わせが生産性を上げる、有識者が語る業務DXの心得

     業務の「超自動化」や効率化を実現するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増えている。その有力なITツールの1つが、RPAである。日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年3月17日に開催した「ITイノベーターズ会議」では、大手RPAベンダー2社のキーパーソンが講演した。そこでの注目発言を見てみよう。

  • 「無駄に思える時間が生産性を高める」、Withコロナ時代の働き方新常識

     新型コロナウイルス禍で迎えた2度目の春。今や多くの企業でテレワークが定着した。テレワークの拡大は従業員の生産性や満足度向上に貢献する一方、会社への帰属意識の希薄化やセキュリティーの確保など新たな課題が浮上している。先進企業の変革リーダーも試行錯誤を繰り返しながら、Withコロナ時代の最適な働き方を模索している。

  • 「攻守一体」と「チェンジマネジメント」、積水化学流DXを加速するキーワード

     「4つの危機感があり、それらを克服するためにデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させている」。積水化学工業の前田直昭デジタル変革推進部ビジネスプロセス変革グループグループ長はこう力を込める。これは日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年3月17日に開催した「ITイノベーターズ会議」での発言だ。

  • 優先すべきは「従業員満足度」、有識者が説くコロナ禍のDX

     菅義偉政権は、官民双方でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を優先課題に挙げている。とはいえ、手探り状態でDXに取り組んでいるところも多いだろう。2020年11月26日に開催した「ITイノベーターズサミット」での有識者講演から、DX推進の勘所や最新のトレンドを押さえよう。

  • DX時代の読み書きソロバンは「ABCD」、変革リーダーが語る人材戦略

     新型コロナウイルスの感染拡大を受け、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増えている。ここで多くの企業が直面する課題が人材育成である。先進企業はどのような方法でDX人材を育てているのか。改革の進展に伴い、DXの推進部門やIT部門の役割も変わり始めた。