無線LAN製品の相互接続性を確認する業界団体Wi-Fi Allianceが,米Atheros Communicationsの無線LAN製品を無線LAN向けセキュリティ規格Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)用の試験装置に採用した。Atheros社が米国時間9月1日に明らかにしたもの。
また米Broadcomは同日,無線LANアクセス・ポイントおよびクライアント用の参照設計「AirForce」がWPA2対応として「Wi-Fi CERTIFIED」に認定されたことを発表した。さらにBroadcom社のIEEE802.11a/g対応アクセス・ポイント参照設計「BCM94712P」と同802.11g対応CardBus参照設計「BCM94306M」は,Wi-Fi Allianceが実施するWPA2認証試験での使用が決まった。
WPA2は,Wi-Fi Allianceが策定した新しい無線LAN向けセキュリティ方式で,2004年6月に確定したIEEE802.11iがベース。Wi-Fi Allianceが2002年10月に発表したWPA方式との互換性を保ちつつ,データ保護機能を強化している。AES暗号採用,認証規格IEEE802.1x対応,アドホック・モードの強化などにより,極めて強力なセキュリティを実現するという。
米メディアの報道(CNET News.com)によると,米Cisco Systems,米Intel,台湾Realtek SemiconductorもWi-Fi AllianceのWPA 2認定試験に合格したという。
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■今すぐできる無線LANのセキュリティ強化術(1)第1回
[発表資料(Atheros社)]
[発表資料(Broadcom社)]