英Virgin Groupは英国時間3月8日，同社傘下のVirgin Digitalと米MusicNetが提携し，デジタル音楽販売の総合サービスを提供することを発表した。「Virgin社の持つメディア資産を一つに統合したエンタテインメント・サービスを顧客に提供する」（Virgin社）
Virgin Digital社はMusicNet社と共同で，デジタル音楽のダウンロード・ストアや会費制の音楽クラブを「Virgin Digital」サービスとして一本化し，展開をはかる。同サービスでは70万曲を超える楽曲を提供する。ユーザーは1曲ずつ購入することも，月額料金を支払って無制限で楽曲にアクセスすることも可能。いずれの購入方法もインターネット，小売店，携帯電話，民生電子機器を通じて利用可能。
「熱狂的な音楽ファンは，時間，場所，方法を問わず音楽を手に入れたいものだ。我々はこうしたファンの声に耳を傾け，ユーザーと音楽を結びつける手段を再定義する」（Virgin Group社創設者のRichard Branson氏）
米メディアの報道（CNET News.com）によると，同サービスは今年8月末から始まる予定。Virgin Digital社とMusicNet社は音楽視聴向けソフトウエアを開発し，インターネットやCDで配布する。同ソフトウエアは米MicrosoftのWindows Media AudioやWMAなどのフォーマットに対応するという。
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