米Macromediaと米VitalStreamが，ビデオを含むFlashコンテンツをストリーミング配信するためのサービス「Macromedia Flash Video Streaming Service」を提供すると，米国時間12月16日に発表した。同サービスはVitalStream社のインフラを使って運営する。
Macromedia Flash Video Streaming Serviceを使用すると，企業などが容易にFlashビデオ・コンテンツを配信できるようになる。その際，負荷分散機能と冗長性を備えるVitalStream社のコンテンツ配信ネットワークを使うので，優れたビデオ配信が可能という。さらに同ネットワークは，運用記録／報告ツールも用意する。
両社によると，サンダンス映画祭のWebサイトSundance Online Film Festivalが，映画祭のプロモーションと映画の紹介を行うために，同サービスでビデオ・コンテンツをストリーミング配信している。「数100本の映画を扱うことからスケジュールが厳しかったので，多くの人にFlashビデオを素早く提供できる手段を探していた」（Sundance Online Film Festival上級プロデューサのAmye Rita Osti氏）
米メディアの報道（InfoWorld）によると，Macromedia Flash Video Streaming Serviceサービスの利用料金は，60Gバイトのビデオ・コンテンツを配信する場合，月額298ドル。さらに大きなサイズの配信にも対応可能という。
またMacromedia社は同日，Flashビデオ・コンテンツを紹介するWebサイト「Macromedia Flash Video Gallery」の開設も明らかにした。同サイトは，米Ben & Jerry's Homemade Holdings，米Comcast，米Ford Mortor，米Red Bull Energy Drinkなど，Flashビデオを利用している企業25社のコンテンツを配信する（Macromedia社の関連リリース）
さらにMacromedia社は，ビデオ入りFlashコンテンツ／アプリケーションの作成や配信を支援するために，Flashビデオ用テンプレートとチュートリアルを提供するWebサイトも開設した。
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[発表資料（Macromedia Flash Video Streaming Service）]
[発表資料（Macromedia Flash Video Gallery，Flashビデオ用素材）]
