米Macromediaが米国時間1月7日に，Mac OS X用のJava 2 Platform, Enterprise Editon（J2EE）互換アプリケーション・サーバー「Macromedia JRun 4 for Mac OS X」を発表した。Macromedia社は同サーバーを「Mac OS Xをサポートした初の商用J2EE互換アプリケーション・サーバー」としている。
Macromedia JRun 4 for Mac OS Xについて，同社では「Mac OS Xのパワーと安定性を利用し，J2EEアプリケーション向けの高速かつ信頼性のあるサーバー・プラットフォームを提供する」と説明する。「Javaアプリケーションの配信を簡素化／高速化するとともに，可用性／開発者の生産性／管理の容易性にも重点をおく」（同社）
Macromedia JRun 4 for Mac OS Xの価格は1プロセサ当たり899ドルで，同日よりMacromedia社のオンライン・ストアで購入可能とする。
また同社は同日，サーバー・スクリプティング環境「Macromedia ColdFusion MX for J2EE Application Servers」の開発者版をMac OS Xに対応させることも明らかにした。ColdFusion MX for J2EE Application Serversを使用すると，JRun 4 for Mac OS XなどのJ2EEアプリケーション・サーバーにColdFusionスクリプト処理機能を付加することができる。
「開発者版で新たにMac OS Xをサポートすることで，『Macromedia Studio MX』の開発者はMac OS Xプラットフォーム上でColdFusion MXアプリケーションの作成と試験が行えるようになる」（同社）
Macromedia ColdFusion MX for J2EE Application Serversの開発者版は，直ちにMacromedia社のWWWサイトから無料でダウンロード可能とする。さらに同社は，Macromedia JRun 4 for Mac OS Xの開発者版もWWWサイトで無償提供するという。
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