|
|
「Q4におけるオンライン販売は前年同期比35%増で過去最高の168億ドル規模の見込み」,米BizRate.comの調査比較ショッピング・サイトの米BizRate.comが米国時間10月3日に,2002年第3四半期と第4四半期における米国のオンライン販売市場に関する調査結果を発表した。第3四半期におけるオンライン販売の売上高は100億ドルで,前年同期に比べ37%増加した。第4四半期の売上高については,史上最高の168億ドルに達し,前年比35%増になると予想している。 2002年のホリデー・シーズンは11月25日から12月25日と前年(11月19日から12月25日)に比べ6日短いにも関わらず,売上高は80億ドルで前年同期間から24%増加するという。 「第3四半期の売り上げは一般的に穏やかな傾向を示すので,37%増という成長率は2002年ホリデー・シーズンの良い兆しといえる。オンライン販売店が価格と送料無料サービスをアピールすることから,我々は第4四半期の成長率を35%増と見積もっている」(BizRate.com社社長兼CEOのChuck Davis氏) 「買い物を24時間毎日できる利便性,価格を比較できるメリット,米国内におけるブロードバンド接続の増加が,2002年ホリデー・シーズンにおけるオンライン販売の追い風になるだろう」(同氏) ■表1 2002年ホリデー・シーズンにオンライン販売を利用する理由のトップ5 順位 理由 1 24時間利用可能 2 人込みを避けられる 3 短時間で買い物が済む 4 自動車を運転しないで済む 5 販売店の比較が容易 出典:BizRate.com社 米流通業の業界団体であるNational Retail Federation(NRF)は,2002年11月と12月における小売店での売上高の成長率を前年比4%増と見込んでいるという。ホリデー・シーズンにおけるオンライン販売の成長率がこれを上回っている理由について,BizRate.com社は以下のように説明する。「“ホリデー・シーズンの支出を前年より増やす”と回答した消費者の割合は,オンライン販売を利用する消費者が27%であったのに対し,全体では12%しかいなかった」 また同社によると,オンラインを利用する消費者の割合が年々増加しているという(表2参照)。
■表2 オンライン販売を利用する消費者の割合の変化(ホリデー・シーズンごとの比較)
2001年 2000年 1999年 1998年
女性 56% 55% 49% 39%
年収7万5000ドル未満の世帯 41% 41% 42% 40%
初めてオンライン販売を
利用した消費者 7% 9% 8% 13%
出典:BizRate.com社
ホリデー・シーズンに売れ行きのよい商品について,Davis氏は以下のように予想する。「同期間の売上高拡大の大部分は,書籍,衣服,DVD,ビデオ,DVDプレーヤ,デジタル・カメラの影響だ。また玩具のオンライン販売は両親が利用することから,教育的な玩具,ゲームやパズルが上位に並ぶだろう。しかし親は子供の要求に負けてしまうので,テレビ・ゲーム機が第3位になる」 そのほかの調査結果は以下の表の通り。 ■表3 2002年第3四半期における各月の売上高成長率トップ3(前年同月比) 順位 7月 8月 9月 1 オフィス用品(41%) スポーツ&アウトドア(45%) ハードウエア(74%) 2 食品&ワイン(40%) 衣服(35%) ソフトウエア(67%) 3 ギフト&花(33%) ソフトウエア(35%) エンタテインメント(63%) 出典:BizRate.com社 ◎関連記事 [発表資料へ] |