米Palmのハンドヘルド機「Palm」とハンドヘルド機向けOS「Palm OS」がK-12（小，中，高の12年間の教育）関連向けの技術情報紙「eSchool News」の最優秀賞を獲得した。Palm社が米国時間7月9日に明らかにしたもの。
eSchool News紙の読者が選ぶ「Best Overall Handheld Device for Education（最優秀教育向けハンドヘルド機）」賞にPalmが，「Best Handheld Platform for Education（最優秀教育向けハンドヘルド用プラットフォーム）」賞にPalm OSが輝いたという。
eSchool News紙は15万人以上の学校長や技術プロフェッショナルが購読している。今年から，読者が選ぶ最優秀賞にK-12向けハンドヘルド技術部門を加えた。価格とアプリケーションにおいて，教育関係者がデスクトップ・パソコンやノート・パソコンより手軽に各生徒の手に技術をゆだねることができるかを判断材料にした。
「Palm OSを搭載したPalm Powered装置はBest Overall Handheld Device for Educationにおける投票の74％を占め，Palmブランドのハンドヘルド機は56％を占めた」（Palm社）。Palmブランド以外に名前の挙がったハンドヘルド機には，米Hewlett-Packard（HP）の「iPaq」，カシオ計算機の「Cassiopeia」，米Texas Instrumentsの「TI-83 Plus」などが含まれる。Palmの「m」シリーズはその多様性と耐久性が評価を受け，1位を獲得したという。
また，「Palm OSはBest Handheld Platform for Educationにおける投票の76％を占め，『Pocket PC』や『TI-83』を上まわった」（Palm社）。Palm OS対応のアプリケーションは1万3000種類以上あり，教育向けは700種類以上にのぼるという。
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