ソフトウエア開発者のための祭典、「X-over Development Conference、略称:XDev(クロスデブ)」を今年も開催します。2007年の第1回開催から通算5回目となる今年の「XDev2011」では、「明日を支えるITを創ろう~クラウドとマルチデバイスで変わるソフト開発~」というテーマを掲げます。

 主催者企画講演には、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトを率いた川口淳一郎氏が登壇。科学と技術の意義、飛行中の苦難とその対応、得られた教訓などをお話いただきます。また、「カーセンサー」「リクナビ」「SUUMO(スーモ)」など、さまざまな大規模サイトを抱えるリクルートの米谷修氏には、同社が実施したシステム性能検証プロジェクトの中身を公開してもらいます。そのほか、HTML5やHadoop、ソーシャルネットワークなど旬な技術についての開発現場から報告も盛りだくさんです。

 主催者企画展示では、復興支援を取り上げます。東日本大震災を受け、IT業界からもボランティア復興プロジェクトが立ち上がりました。「sinsai.info」と「Hack for Japan」の成果を紹介します。エンジニアらの取り組みにぜひ会場で触れてみてください。

主催者企画展示

 ・IT技術者による復興支援に触れる

主催者企画講演

 ・「はやぶさ」は幾多の苦難をどう乗り越えたのか

 ・本質を理解し、「ここにこそHTML5を」と言える開発者に

 ・ソーシャル時代のコンピュータサイエンス、統計的手法がカギ握る

 ・Hadoopでバッチ処理時間を劇的に短くできる

 ・クラウド/PaaSで開発者の役割はどう変わるのか?

 ・大半の現場がレビューに問題を抱えている

 ・ITエンジニアの進むべきは二つの職種

 ・専門チームが性能品質のばらつきをなくす

 ・テストの進め方を振り返ってほしい

 ・企業の枠超えITで復興を支援

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