『Windows Server 2008 テクノロジ入門』
Mitch Tulloch 著
Microsoft Windows Server Team 共著
イデア コラボレーションズ 訳
日経BPソフトプレス 発行
2007年11月
4935円(税込)

原書『Introducing Windows Server 2008』
Microsoft Press 発行
 いよいよ姿を現す,マイクロソフトの次期サーバーOS「Windows Server 2008」(開発コード名:Longhorn)。この特集では,注目の新機能や機能強化点を書籍「Windows Server 2008テクノロジ入門」から抜粋し,製品の発売に先駆けていち早く紹介します。

 原書の執筆陣は,米Microsoftの製品開発チームの主要メンバー。仮想化やサーバーコアなどの新しいテクノロジで何ができるのか,機能強化されたActive Directoryで何が変わるのか。新しいプラットフォームへの期待と導入にあたってのポイントを,実際に開発に携わったメンバーならではの詳細情報と共にお伝えします。


目次

第1回 Windows Server 2008の仮想化
第2回 Windows Server Core
第3回 ID&アクセス管理(IDA)
第4回 フェールオーバー・クラスタリング
第5回 ネットワークアクセス保護(NAP)


Windows Server 2008の仮想化はServer Coreと組み合わせて使う
何を仮想化すべきで、何を仮想化すべきではないのか
Windows Server 2008/Vistaでグループポリシーはこう変わった
PowerShellでWeb サーバー「IIS 7.0」の管理作業を簡略化する
すぐわかる.NET Frameworkの基礎と3.0の新機能
コンポーネントやサービスのインストールを容易にする「CBS」とは
Windows Server Coreはシェルレス? GUIレス?
Windows Server Core でターミナルサービスを使用するヒント
次世代ID ライフサイクル管理―― ILM“2”
Windows Server 2008 のきめ細かなパスワードポリシー
ターミナルサービスのコアエンジンの強化点
ターミナルサービスWebアクセスに複数のリモートデスクトップを設定する
フェールオーバークラスタの構成を検証する
ネットワーク負荷分散アプリケーションに正常性監視を追加するには
ネットワーク負荷分散のトラブルシューティングに関するヒント
ネットワークアクセス保護(NAP)をいかに展開するか
ネットワークアクセス保護(NAP)ポリシーの“例外”を要求されたら
ネットワークアクセス保護(NAP)におけるトラブルシューティング
IIS 7.0の新コンポーネント「Windowsプロセスアクティブ化サービス」でできること
IIS 7.0構成の設計方法の新しい選択肢
IIS 7.0が備える診断機能
高可用性を実現するマルチパスサポート
Windows Server 2008におけるセキュリティの改良点


※本書の内容は,Windows Server 2008のベータ3版に基づいています。そのため,画面表示や記載内容が製品版と異なる場合があります。ご了承ください。

特別インタビュー

サーバーの仮想化は「ベンダー・ロックイン」からの解放にも貢献する
マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部
Windows Server製品部部長 吉川 顕太郎 氏