DATA&DATA
目次
-
ストレージサービス市場は年率10.3%で拡大
ストレージをサービスとして提供する「ストレージ・アズ・ア・サービス」市場が堅調に拡大する。2010年から2015年までの年間平均成長率は10.3%で、2015年の市場規模は369億円になりそうだ。2010年は226億1300万円だった。2011年は17.4%増の265億4700万円になる見込み。災…
-
国内SaaS市場は2015年度に3000億円弱へ
国内のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)市場が急成長し、2015年度には2958億円に達するとの予測を、富士キメラ総研が発表した。2010年度(1786億円)の約1.6倍である。市場が大きく伸びるのは、医療や自治体業務などの「特定業務」向けだ。「Web」や「音声/映像」は横ばいである。2…
-
海外に進出する中堅・中小のIT導入状況
海外へのビジネス展開を実施済み、または実施予定の中堅・中小企業(年商500億円未満)における、企業情報システムの整備状況がノークリサーチの調査で分かった。有効回答は374社である。
-
スマホ関連市場、2016年度に1兆円を超える
スマートフォンやタブレット端末、それらの関連サービスの法人向け国内市場が急拡大する。富士キメラ総研によると、2011年度の市場規模は2926億円。これが2016年度には1兆949億円に拡大する見通しだ。特に成長が著しいのがアプリケーションサービスだ。2016年度の市場規模は825億円で、2011年…
-
ITベンダーの約4割で、OSS採用プロジェクトが増加
オープンソースソフトウエア(OSS)を採用するシステム構築プロジェクトが増えている。ITベンダーに対しOSSの採用動向について聞いたところ、「非常に増えている」と「増えている」を合わせた回答が37.3%に達した。一方、「非常に減っている」と「減っている」の合計は7.2%だった。OSSの使用実績が多…
-
増額傾向にあるユーザー企業のIT予算
2012年度におけるユーザー企業のIT予算は、2011年度よりも増額しそうだ。日本情報システム・ユーザー協会の「企業IT動向調査2012(速報値)」で分かった。ここでのIT予算とは、社内人件費や外部委託費を含むシステムの開発費と保守運用費の合計である。調査は2011年10月29日~11月21日に実…
-
国内セキュリティソフト市場、2015年に2357億円
セキュリティソフトの国内市場は、緩やかに拡大し続けそうだ。IDC Japanによると、2012年には2000億円を超え、2015年には2357億円に達する見込みだ。これは2011年見込み(1965億円)の約1.2倍である。2010年から2015年までの年間平均成長率は4.8%だ。特定企業を狙い撃つ…
-
中堅中小の約4割が仮想化技術を活用
中堅中小企業においても、サーバー仮想化技術の活用が進んでいる。ノークリサーチがユーザー企業1000社を調査したところ、全体の40.4%がサーバー仮想化技術を「活用中」と回答。「活用検討中」も28.0%あった。
-
2020年に4054億円、スマートシティ向けIT市場
スマートシティ向けの情報システム「スマートソーシャルシステム」の国内市場が、2020年に4054億円規模に成長する。2010年の市場規模(916億円)の4.4倍に当たる。急成長するのが交通関連だ。2010年の市場規模は34億円だが、2011年に46億円、2020年には860億円に拡大する。最も大き…
-
2013年、ブロードバンドの約7割はFTTHに
光ファイバーへの移行が加速している。FTTHの契約者数は2013年3月末には2475万件に達し、ADSLやCATVを含めたブロードバンド回線の契約数の70.1%を占めることになりそうだ。2016年3月末には3000万件に達する見通しだ。タブレット端末など家庭内でインターネットに接続する機器が増え、…
-
急成長するタブレット端末市場 2013年度の国内出荷台数は600万台超へ
タブレット端末市場が急拡大する。矢野経済研究所の調査によると、2010年度の国内出荷台数は96万6000台だった。2013年度には約6倍となる602万台に達する見込みだ。世界市場は国内市場を上回るスピードで成長する。2010年の出荷台数は2025万5000台だが、2013年には約7倍となる1億42…
-
デスクトップPCの平均利用年数は4.6年
ビジネスPCを導入してから廃棄するまでの平均利用年数が、年々長くなっている。IDC Japanがビジネスパーソンに対して行った2011年4月の調査によると、デスクトップPCの平均利用年数は4.6年、ノートPCなどのポータブルPCは4.1年だった。2009年4月の調査では、デスクトップPCは4.2年…
-
100億円を超えた国内WANアプリ配信製品市場
通信データのキャッシュや圧縮、トラフィックの監視といったWAN通信を最適化する機能を備えたソフト/ハード(WANアプリケーション配信製品)の国内市場が、初めて100億円の大台に乗った。2010年の市場規模は前年比19.6%増の115億円2300万円だった。2010年から2015年までの年間平均成長…
-
7割超がウイルス対策を実施、セキュリティ投資の抑制傾向は弱まる
IDC Japanは、2011年度の企業による情報セキュリティ対策の実態について調査した。
-
オフショア開発は大企業から復調
ソフトウエアのオフショア開発を利用する割合が、大手ユーザー企業/ITベンダーを中心に復調している。ガートナージャパンによると、年商1000億円以上の企業におけるオフショア利用率は、2011年に19.1%に達する見込みだ。2010年の15.2%から3.9ポイント上昇した。オフショア開発の拠点としては…
-
管理ソフト市場、2015年に3100億円を超える
PCやサーバー、ネットワーク機器などを管理するシステム/ネットワーク管理ソフトウエアの市場は、2015年に3113億円規模に成長しそうだ。2010年の国内市場は2759億4500万円だった。2011年は東日本大震災の影響により、前年比1.8%減の2709億400万円になる見込み。ただし、仮想化シス…
-
テレワーク関連ICT市場は2015年に1兆円超、東日本大震災で企業の意識が変化
国内におけるテレワーク関連ICT市場が好調だ。IDC Japanの調査によると、2010年の市場規模は6132億円だった。東日本大震後に注目度が上がり、2011年以降も市場は拡大。2015年には1兆176億円に達する見込みだ。2010年から2015年までの年平均成長率は10.7%である。
-
年率19.7%で成長するスマートシティ関連IT市場
国内におけるスマートシティ関連IT市場が急拡大する。IDC Japanによると、2010年の市場規模は2461億円だった。2010年から2015年までは年率19.7%で成長し、2015年には6043億円に達するとみられる。東日本大震災の復興支援により、クラウドコンピューティングやスマートグリッドの…
-
バイオメトリクス市場、2010年度は前年度比27%増
2010年度の国内バイオメトリクス市場は、前年度比27%増の264億円だった。矢野経済研究所の調べによると2011年度以降も市場は順調に拡大し、2014年度には390億円になる見込みだ。ATM(現金自動預け払い機)やPCのユーザー認証でバイオメトリクスは一般に広がった。今後は情報セキュリティ分野だ…
-
急速に立ち上がるライフログ市場、国内市場は2015年度に50億円を超える
消費者の日記や写真、行動履歴や購買履歴といった「ライフログ」を扱う、新しいビジネス市場が急速に拡大しそうだ。