DATA&DATA
目次
-
インドITサービス企業の成長が再加速、上位5社合計で22.6%の伸び
米調査会社のガートナーは、インドのITサービス企業の成長が、2010年に再加速したと発表した。インド上位5社の2010年1~12月におけるITサービス分野の売上高の合計額は、前年から22.6%伸びた。
-
国内PCサーバー市場、NECが首位を死守
MM総研が2010年度(2010年4月~2011年3月)のPCサーバーの国内出荷実績をまとめた。メーカー別シェア(台数ベース)を見ると、NECが25.2%で首位を死守。データセンター事業者や通信事業者向けの販売を伸ばした。以下、日本ヒューレット・パッカード(HP)、富士通、デルと続く。
-
中堅・中小のIT投資、2015年まで年2.1%成長
ノークリサーチは売上高5億~500億円の中堅・中小企業におけるIT投資規模の推移を調査した。これによると、2015年に中堅・中小企業のIT投資規模は4兆7026億円になる。2015年までの5年間の平均成長率は年2.1%である。ノークリサーチは東日本大震災によって市場の伸びが鈍化するとみる。震災前の…
-
BCPを「定期的に見直し更新する」は38%、5%は震災後もBCPを策定せず
自然災害などを想定したBCP(事業継続計画)に対する取り組み度合いが、東日本大震災後に急速に高まっている。日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)による「企業IT動向調査2011」の追加調査で分かった。
-
IaaS利用のために予算を増額する企業は4割超
IDC Japanは、データセンターを持つ事業者が提供するシステム開発・運用関連サービス「マネージドサービス」に対する国内企業の投資動向を調査した。今後1年間の予算額を最も増やすのはIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)向けで、調査回答企業の4割以上が予算を増やすという。DR(ディ…
-
PCサーバー出荷台数の過半は「ラック型」
PCサーバー市場でラック型の割合が高まり続けている。2010年度の出荷台数のうち、ラック型が占める割合は前年比4.5ポイント増の53.4%と、初めて半数以上を占めた。ブレード型が占める割合は13.1%と横ばいである。これに対し、タワー型が占める割合は前年比4.5ポイント減の33.5%だった。PCサ…
-
国内BPOサービス市場は3年ぶりにプラス成長、2011年の市場規模は8288億円
国内BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス市場は、緩やかな成長路線に戻りそうだ。IDC Japanの調べによると、人事、カスタマーケア、財務/経理、調達/購買の四つの分野における2011年の国内BPOサービス市場は、前年比1.0%増の8288億円で3年ぶりのプラス成長に転じる見込み…
-
国内クラウド市場、2015年に2500億円超へ
国内クラウドサービス市場は急拡大し、2015年には2010年比5.6倍の2550億円に達しそうだ。IDC Japanによると、2011年の市場規模は前年比45.9%増の662億円になる見込み。2010年から2015年までの年間平均成長率は41.2%である。企業がクラウドサービスを利用して、バックア…
-
6割強が海外拠点で現地ベンダーを利用
年商100億円以上の日本企業の6割強が、海外拠点におけるシステム構築や機器購入の際に現地のITベンダーを利用している。矢野経済研究所の調査で明らかになった。有効回答212社のうち135社(63.7%、複数回答)が、現地ベンダーを利用していた。現地のIT担当者との付き合いやすさ、価格の安さ、現地の法…
-
スマートフォンの企業導入率は16%、37%が法人契約の拡大を実施・検討
スマートフォンを「本格的に導入済み」の企業は9%、「テスト的または部分的に導入済み」の企業は7%あることが、MM総研の企業向け調査で分かった。「導入が決まり準備中」は2%、「検討中」は17%である。これらの企業が実際に導入すれば、おおよそ3社に1社がビジネスでスマートフォンを利用することになる。こ…
-
国内PaaS/IaaS市場、2010年度は富士通がトップシェア
国内PaaS/IaaS市場におけるシェア(金額ベース)のトップが入れ替わった。アイ・ティ・アール(ITR)によると、2010年度の1位は富士通で、シェアは17.9%である。2009年度はセールスフォース・ドットコムが1位だった。富士通はPaaS/IaaS市場では後発。サービスメニューの豊富さなどが…
-
2011年の国内IT市場は前年比1.6%減
国内IT市場に回復の兆しが見え始めている。IDC Japanの調べでは、2011年の国内IT市場は前年比1.6%減の12兆4797億円になる見込み。マイナス成長の予測ではあるものの、今年8月時点の予測(同2.4%減)からやや改善した。スマートフォンの急速な普及などが、マイナス幅を小さくした。201…
-
世界30カ国、3万人のスマホ利用者を調査、日本は利用者の68%が検索エンジンを多用
日本のスマートフォンユーザーは、欧米のユーザーに比べると検索エンジンを利用する頻度が高い。一方で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をスマートフォンから利用する割合は、欧米や中国、韓国を下回る。
-
クライアント仮想化は研究/開発部門が先行
クライアント仮想化を実現している割合が高いのは、研究/開発部門である。IDC Japanが国内企業を対象に、導入・検討しているクライアント仮想化製品を調査して分かった。研究/開発部門では、仮想マシンをサーバー側で動かす「サーバーホスト型」と、OSやアプリケーションをサーバーからダウンロードする「ク…
-
中堅中小向けERPのシェア、首位はOBCの「奉行」
年商500億円未満の国内中堅中小企業において、最も多く利用されているERPパッケージは、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行V ERP」である。ノークリサーチが実施した調査(有効回答は262社)で明らかになった。OBCが得意とする年商5億円未満の中小企業だけでなく、幅広い企業規模で導…
-
災害対策が後押し、2011年は1兆円超へ、国内DCアウトソーシング市場が活況
顧客企業のサーバーをデータセンター(DC)で運用・監視する「DCアウトソーシングサービス」市場が活況だ。IDC Japanの調査によると、2011年の国内市場規模は前年比6.8%増の1兆221億円に達するとみられる。
-
モバイル位置情報サービス市場、5年間で3.4倍に
モバイル位置情報サービス市場が急成長する見通しだ。シード・プランニングの調べによると、2010年の市場規模は430億円。これが2015年には3.4倍の1470億円に急拡大する見通しだ。2010年はナビゲーションサービスが、同市場の半分以上を占める。今後は、位置情報を活用したゲームやソーシャルメディ…
-
海外進出時の課題は人材の確保・育成
海外進出している、または進出予定企業のIT部門は、人材の確保や育成に課題を抱えている。IDC Japanが180社を調査したところ、一番多かった課題が「グローバルIT戦略を立案できる人材」で、回答企業の6割弱が挙げた。二番目は「進出先拠点でのIT管理者レベルの確保/育成」、四番目は「進出先拠点での…
-
堅調なDC向けネットインフラ市場、2015年に691億円へ、年6.5%増で成長
国内データセンター(DC)向けネットワークインフラ市場が、堅調に推移しそうだ。IDC Japanによると、2010年の市場規模は前年比18.4%増の505億6400万円で、2009年のマイナス成長から2桁成長へと回復した。
-
代理店経由のPCサーバー市場シェア首位は日本HP
代理店やITベンダーを経由する「オープンチャネル」と呼ばれる販売ルートのPCサーバー市場で、日本ヒューレット・パッカード(HP)が強さを見せている。2010年の国内出荷台数22万9000台のうち、日本HP製品が39.7%を占めた。シェア2位はNECで、20.6%だった。以下、日本IBM(17.1%…