セキュリティソフトの国内市場は、緩やかに拡大し続けそうだ。IDC Japanによると、2012年には2000億円を超え、2015年には2357億円に達する見込みだ。これは2011年見込み(1965億円)の約1.2倍である。2010年から2015年までの年間平均成長率は4.8%だ。特定企業を狙い撃つAPT(Advanced Persistent Threat)攻撃が頻発していることや、クラウドサービスやスマートフォンの利用拡大などが、セキュリティソフト市場の追い風になっている。