米AMDと富士通の合弁企業であるSpansion社が，Microsoft Windows CEシステムに組み込む「Spansion」フラッシュ・メモリー用の開発システムを米国時間5月9日に発表した。ネバダ州ラスベガスで開催中のカンファレンスMicrosoft Mobile and Embedded Developer Conference（MEDC）において，デモンストレーションなどを行っている。
同開発システムは，開発用のホスト・パソコンでMicrosoft Platform Builderを動作させ，その上で利用する。浮遊ゲートおよびメモリー高密度化技術「MirrorBit」対応フラッシュ・メモリーをMicrosoft Windows CEベースの無線機器や企業向け端末に組み込む際に，「簡単な3段階の作業で開発が行える」（Spansion社）。
MEDCのデモンストレーションでは，開発用ソフトウエア・コンポーネントのMicrosoft Platform Builderへの組み込み方，ドラッグ＆ドロップでターゲット・システム向けにソフトウエアを最適化する方法，ターゲット・デバイスにソフトウエアをダウンロードするやり方を紹介している。
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