「2003年第4四半期におけるインライン型侵入検知および防御ソリューション（IDS/IPS）の世界市場で，当社が首位に立った」。米Network Associatesが米国時間4月8日に，米Infonetics Researchの調査結果を引用するかたちで発表した。Network Associates社は2003年第4四半期に売上高ベースのシェアを43％占めたという。
2003年第4四半期の同市場の総売上高は2億1100万ドルで前期と比べ55％成長した。Network Associates社のインライン型IDS/IPS「McAfee IntruShield」は，約910万ドルの売上高を創出した。
「調査によると，Network Associates社の売上高ベースのシェアは，2位につけたベンダーのそれを約2倍上回った」（Infonetics Research社主席アナリストのJeff Wilson氏）
セキュリティ侵害の手段が複雑化し，被害拡大の速度が増すにつれ，包括的なIPSの導入が急務となっている。Infonetics Research社は，2003～2007年にインライン型IDS/IPS世界市場が年平均68％で拡大し，2007年には3億6500万ドル規模に達すると予測している。また，インライン型とホスト型を含めたIDS/IPSの世界市場は，同期間の年平均成長率が23％，2007年の売上高は8億9100万ドルとみる。
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