米Lindows.comとエッジは7月22日にLindows.com社のOS「LindowsOS」の日本語版を東京で発表する。両社がそれぞれ7月21日に明らかにしたもの。

 Lindows.com社CEOのMichael L. Robertson氏とエッジ代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏は,東京都目黒区のアーカンジェル代官山でLindowsOSのデモンストレーションを実施する。製品発表会の開催時間は午前11時30分~午後3時。

 Robertson氏は米国と海外におけるデスクトップ・パソコン向けLinuxの将来について語り,堀江氏はLinux搭載パソコンのコンソーシアム「Linux PC Consortium」の発足を発表する。Linux PC Consortiumの目的は,「市場の独占を排除し,オープン・ソースを提唱すること」(両社)としている。

 ちなみにLindows.com社は,LindowsOSの最新バージョン「4.0」を米国で6月27日に発表している。USB 1.0,USB 2.0,Firewireを介したハードウエア接続をすぐに認識するPlug & Playをサポートするほか,広告遮断機能「AdSafe」やスパム・メール遮断機能「SpamSafe」を搭載する。

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