カナダのNortel Networksは,ドイツT-Mobile Internationalの米国法人T-Mobile USA社と3億ドル規模のインフラ供給契約を結んだことを,米国時間5月7日に明らかにした。Nortel社は今後4年間,GSM/GPRS/EDGE対応インフラ「Wireless Data Network」へのアップグレードに向けて,T-Mobile USA社に必要な機器とサービスを提供する。

 T-Mobile USA社がニューヨーク,シカゴ,ダラス,ミルウオーキー,デンバー,デトロイト,ソルト・レーク・シティで展開するネットワークに,Nortel社の無線アクセス製品の「Univity」シリーズを導入する。GSM/GPRS/EDGEに対応したWireless Data Networkによって,「T-Mobile USA社のネットワーク容量を増強し,ビデオ・メッセージング,双方向テキスト・メッセージング,インスタント・メッセージング,WWW閲覧,ゲームといった,同社の高機能サービスの品質を向上する」(Nortel社)としている。

 Nortel社が今回の契約を通じて供給する製品は,無線機器「GSM Base Transceiver Station S12000」や「Univity Base Station Controllers」のほか,「Univity Mobile Switching Center」を含むIPコア機器などだ。

 「T-Mobile USA社のネットワーク拡張を支援し,当社のネットワーク・シェアを拡大できることを喜ばしく思う。T-Mobile社は当社との提携を通じて,資本支出や運用コストを削減し,より高品質のサービスをユーザーに提供できるようなる」(Nortel社GSM/GPRS/EDGE担当ジェネラル・マネージャのVivian Hudson氏)

 なおNortel社は,1995年のT-Mobile USA社設立以来,T-Mobile USA社のGSMネットワーク展開に協力している。

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