「西欧諸国のなかで,米国人が最も好意的にみている国は英国であり,逆に否定的な印象を抱いている国はフランスである」――。インターネット情報サービスを手がける米InsiderAdvantageが米国時間2月17日に,米国人の友邦国に対する意識調査の結果を発表した。

 調査は,1月27日~2月8日かけて米国人1000人を対象に実施したもの。

 米国と外交的あるいは経済的に友好関係にある10カ国について尋ねたところ,米国人が最も好意を寄せる国のトップは英国で,西欧のなかではフランスが最も低い6位となった。

■米国が好意をよせる友邦国の順位

1.  英国
2.  カナダ
3.  日本
4.  ドイツ
5.  メキシコ
6.  イスラエル
7.  フランス
8.  ロシア
9.  中国
10. サウジアラビア

出典:InsiderAdvantage社

 「米国の年配者は,第二次大戦中に米国がフランスをヒトラーから解放したという思いが強く(フランスがその功績をあまり評価していないため),フランスに対して否定的な印象を持っているようだ」(InsiderAdvantage社会長のMatt Towery氏)

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