米Intelが米国時間6月12日に,動作周波数1.8GHzの「Celeron」プロセサを発表した。これによりCeleronの製品ラインアップは1.8GHz,1.7GHz,1.4GHz,1.3GHz,1.2GHz,1.1GHz,1GHz,950MHz, 900MHz,850MHzとなる。

 1.8GHz版のCeleronは0.18μmルールの半導体技術を使って製造する。400MHzのFSB(front-side bus)を備える。1000個ロット時の価格は103ドル。

 ちなみに,米AMDが「AMD Athlon XP」の新製品「2200+」を6月10日に発表している。FSBは266MHz。0.13μmルールの半導体技術を用い,ドレスデン(ドイツ)のFab 30で製造する。1000個ロット時の価格が241ドル。米メディアの報道(CNET News.com)が伝えるところによると,2200+の動作周波数は1.8GHzという。

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